11月15日の日記

2015年11月15日 日常
すごい昔のもあるけどライブなどの覚書。

●METROCK2015
※大中小はステージのサイズ

1日目

10時くらいに家を出たら、いつものバスで11時半には会場に着いた。まず昼ご飯にもり山のからあげを買い、芝生にレジャーシートひいて食べる。

アレキサンドロス 大
客席中ほどの右手に今までなかったスピーカーが設置され、後方までしっかり音が届くようになった。スピーカーより前にいると、背後から音が聞こえて変な感じはあるけど、音が二重に聞こえるとかもないしいい感じ。
だいたい聞きたい曲のセットリストで、ワタリドリ終わりでさわやかだった。

オーラル 中
メトロポリタンって何だ?という掛け合い漫才みたいなのがあって、一部の曲だけでなくMCもアルカラっぽいと思った。細かくビブラートがかかるのは好きな声質。最後から2曲目に起死回生ストーリーをやるのは、最後を聞かずに移動してもいいというサービス精神か。

チャットモンチー 大
男性2人に加えて女性2人のサポートも追加された。CDJでやってた謎のラップみたいなやつ、正しくは何と言ってるのかを大きなハンマー型のアイテムで説明してた。「合法Go Home」「維持EASY」「ひゅーひゅー夫婦」「メイクマネー」だった。CDJで見てたから、いろいろ変わってるというのはわかってたけど知らない人からあとで「迷走してる」という感想が散見されていた。

シシャモの裏で休憩し、マヨ玉焼きそばを食べる。そんなにおいしいというほどではないがコスパが高い。目玉焼きの1つめが失敗したみたいで2つ載っててラッキー。そして食べるスペースに屋根と椅子が設置されてて素晴らしい。

androp 大
レーザーがなくて物足りない。アルバム聞くとandropの曲の幅ってけっこう広いんだけど、フェスだとどれも似たようなオーオー言ってサビでぴょんぴょんする感じになってしまう。BooHooもなかったし。

ピエール中野 小
andropが終わってすぐに出たけど、大ステージの出口ですでに「入場規制」の看板が。中ステージの高橋優でもよかったんだけど、遠いのでぐるっと回り込んでピエールの列に並び、聞こえてくるフルドライブとかモンキーディスコとかFLY AGAINとかに合わせて列の人たちみんなで踊る。途中、後ろ側から客を入れたりしてたけどアイデンティティの最後で入れた。そのあと時雨のドミネイターの曲をかけてドラムの動きをやって見せ、最後に嵐を熱唱して終わった。みんなで同じ動きをして楽しむお祭り精神。

くるり 大
ファンファンが産休でいないためか、昔の有名曲ぶっ続けというセットリストで、改めて聞くといい曲だなーってなる。15時くらいまではかなり暑かったけど、空気も涼しくなってきてとてもよかった。

和楽器バンド 小
ビジュアル系っぽい着物を混ぜた服装で、扇子をひらひらさせる水樹奈々みたいな演歌っぽいボーカル、ギターベースドラムのほかに尺八、三味線、筝(キーボードかと思ってた)、和太鼓がいる。尺八をあんなにピロピロ早弾きとかできないと思うのでたて笛じゃないかと思うんだが……。和太鼓の動きとか、尺八がソロ吹いてクルクルとか、見た目も面白いし曲がわかりやすい。JAPAN EXPOに出たら人気が出そう。最後に千本桜をやって盛り上がった。ロキノン勢は意外とジャニーズの曲も知ってるというのはピエール中野見てるとわかるんだけど、ボカロとかも押さえてるんだろうか。

ホルモン 大
かなり後方で聞く。何度もフェスで見てるけどいまだに曲があまり覚えられない……。滑り台の上でメタリカとかのTシャツを着た子どもが暴れていた。

TK、インディゴの裏で晩ご飯。インディゴは曲が超ふつう。
カレー、普通の一種類のカレーとナンorライスが800円なのに、ナンとライス両方、カレー2種、チキンと揚げ餃子みたいのがついて1000円というお得。
風車の筒部分に、メトロックロゴや飛ぶかもめ、五線譜などがカラフルなレーザー投影され、Perfumeのリハかなと思って、これは期待できそう!となる。

Perfume 大
レーザーはびゅんびゅん飛んだが筒にはレーザー当てなかった。特にすごい演出もなかったが、古い曲も織り混ぜてたのと、けっこう喋りが長かった。前日にMステに出ていたとのことで、テレ朝がメトロックの母体と知る。プロデューサーの「たかお」コールをやった。
アンコール2曲目のチョコレイト・ディスコで突然4人になってて、誰?誰?ってなってたらフリフリの服を着たホルモンのナヲだった。頑張って踊ってた。ホルモンのMCで、Perfumeの3人がよつばのクローバーを探してたとか、保育園のママたちには「お母さんはPerfumeだって言っといて」みたいな話があったので、伏線を回収した。


2日目

KANA-BOON 大
始まった瞬間に前方からものすごい砂埃がもくもくと立ち込めてモニターもかすんで見えない。
ベースの子が、元カノから電話があってテンション低く出たら「キュウソのサインもらってきて」だったという話をしてて、あとでキュウソのMCのときに「ツテでもらおうとすんな!サイン会に直接来い!」みたいなことを言ってた。
盛者必衰とフルドライブ聞けずに移動。

パスピエ 中
パスピエのフェス用CD500円はさっそく売り切れ。早めに行ったのでまあまあ前方へ。そもそも雨の予報だったのに前日夜には曇りになり、実際はかなりの直射日光で、昨日と比べて全然風がなく、暑くてぐったりする。

ぐったりしつつ戻り、BAWDIES、在日ファンク、MOROHAをスルーして昼ご飯。汁無しあごだしあえ麺と鉄鍋餃子。コスパはいまいち。
その後グッズを見に行く。ベビメタとテレフォンズの服の人がやたら多い。

モンパチ 大
始まる前に後方の芝生にシートをひいて、横になったらすごい楽で、30分弱くらい寝たらかなりスッキリした。そしてあいのうたを歌って出ていく。

アルカラ 中
リハやってるかなと早めに行き、出やすいように脇の柵のところに陣取る。よく見えないけど音は悪くない。
リハで癇癪玉のサビをヤンキーこわいとビビったに変えたらみんな喜んでいた。でもその後電話すると言って引っ込んでしまい、普通に始まった。騎馬戦でくだけねこ2匹をひきつれて出てきた。
ライブ中はMCなかったけど、演奏のテンションが高くて魂こもった感じでよかった。ミライノオトを途中に入れて、ラストが半径30センチなのがカッコよかった。

ベビメタ 大
スターウォーズみたいな壮大な映像が何回か入る。滑り台には同じ服を着たかわいい女の子たちが振り付けをまねていた。近くにサイリウムの一番兄さんがいて、囲まれていたがサークルに走って行ったらハーメルンの笛吹きみたいについていったが、しばらくして一人で戻ってきて、サイリウムや手袋をとりかえながら淡々と踊っていた。
ウォールオブデスの映像とともに、めちゃめちゃ大きいサークルができて後方でみんな撮影を始める。走り回るところは運動会みたい。
一体感があり、イジメ、ダメ、ゼッタイできつねジャンプしまくって謎の感動。

キュウソ 中
人多すぎだったので脇の柵の外、全然見えないところに立ってた。サブカル少女はちょっと珍しいがだいたいいつもの曲目で、ヤンキー怖いコールで客席のかなり前まで出てきて、倒れた人をずっと立ち上がらせようとしていたが大丈夫だったんだろうか。

ここで晩ご飯。焼き豚卵めしに温泉卵が2つ載っててなかなかおいしい。

ユニコーン 大
ロック寄りのセットリスト。ユニコーンが出ると晴れるらしい。

ゲス 中
後方、出口ギリギリのテープの外で見えるところに立つ。ボーカルが難点なので、最近の曲はボーカルの癖を生かしていていいと思う。新曲もよさげ。

telphones 大
照明ぴかぴかで、こっちは暗いので気兼ねなく勝手に踊れるがだいぶ疲れが。最後の腕を振ってodoruを歌ってたとこが感動的だった。アンコールはやっと疲れを感じずに踊れた。メトロック第一部完!いい最終回だった!



●少年社中「旅人食堂」中野MOMO
※ネタバレ注意

さすが少年社中!という安定感のある小品。
社中に関してはシェイクスピアや歌舞伎モチーフの大作よりも、こういう小劇場でリアルな作品のほうが距離感が近くて好きかも。

席に着くと舞台美術がすごく素敵で、ワクワク感とともに社中の安心感。
リアルでおしゃれなバーの情景なのに、客電が落ちる時の音楽がピコピコ電子音でなんで?と思ったらドラクエモチーフの内容だった。

鎧がすごいよくできてて、何の素材でできてるんだろう?と最初見とれてしまい、セリフを聞くのがおろそかになってた。

序盤はえっこれってどういう展開になるの?と全然わからないままワクワクして展開を追ってたのが、そういうことかと腑に落ちてからはだいたい予定調和というか、ハートフルな「機械城奇譚」って感じ。

アジ・ダハーカとか、ゲーム関係者の名前とかが古い作品「アサシンズ」を思わせて懐かしかったけど、あの頃に比べると芝居のキュッとまとまってる成長ぶりや役者さんの入れ替わりを思って感慨深い。

ファンタジー世界のキャラを演じてるプレイヤーの素が出てくると、急にライブRPGっぽくてどことなくむずがゆい。本名出したり素で喋るのに抵抗があるマックスとか、すごいわかる。

子役は賢そうな感じでかわいく、違和感なくうまくはまってたけど、真面目な長台詞の時だけどうしても学生演劇みたいになる。あとマスターも、普段の斜に構えてるときはすごくリアルだけど「なんだよこの茶番は」と言いながらも結局真面目に答えてしまうあたりになると唐突にいい人に変わり、急にドラマの登場人物みたいな、フィクションっぽい感じになる気がする。

本物(?)の勇者がちょっと出てきて、でもそこまで劇的に状況を変えないあたりが、すごくいいなと思った。



●the Telephones Last Party さいたまスーパーアリーナ

9時半の開場に合わせて入り、1階スタンドの入り口にしばらく並び、ステージを斜め右に見る出っ張ったいい席を確保。アリーナが入場規制になっても、席に荷物を置いておけば出入り自由で座って見られて超らくちん。

フリースローのDJに迎えられて入場。最初はエアロスミスで洋楽だったが、途中でアベンズ、アンディモリ、テナーのバニッシュも入った。

時雨
相変わらず音圧高くてよくわからないのと、久しぶりのライブなので耳がキーンとなる。ピエールのチョコレイトコールと、その後のTKの「高い声に始まり高い声に終わる」というMCのテンションの低さが面白い。
早起きしたので眠い。

ダストボックスの裏で昼ご飯。
屋台が少ないのでどこも混みすぎだが、ケンタに少し並んで、ちょうど売り切れから回復した和風チキンサンドを上の席でサークル見下ろしながら食べる。カバー曲が楽しげ。

BAWDIES
ROYが「トイレ」と言って引っ込み、同じスーツを着てとても似合うテレフォンズベース涼平が登場。カバーがとても盛り上がった。
3匹のこぶたのMCからのホットドッグだけは立って踊る。

シロップの間に会場を一周して、どこも混んでるので外のスタバに並んでカプチーノとシナモンロールを買ってくる。シロップは歌を聞かせる感じで好きな人が多いのはわかる。バクホンっぽいというか。

9mm
昨年末に見た滝車椅子以来。演奏が見えるとすごいちゃんと弾いてるし、かみじょうかっこいい。やっぱツーバスがいい。
「俺たちはここを焼け野原にするつもりだけど、このあと焼き魚と焼き電話になるけどいい?」
ベースのデスシャウトでウィーアーディスコって言ってるのが面白い。
モンキーディスコのカバーは9mmらしさも拮抗してて素晴らしい、ノブがマラカスで滝とブリッジ対決やったりしてて超楽しい。

サカナクション
Mac登場でMUSIC、アルクアラウンド、夜の踊り子、アイデンティティ→ルーキー、aoi、新宝島と踊らせるためのコンパクトで完璧なセトリ。
アイデンティティのウェーブで石毛とノブ登場。サカナクションとテレフォンズが一緒のステージにいるのすらすごい違和感だけど、ノブがザキオカの後ろでわちゃわちゃやってるところとか、もう一生見れないだろう。
新宝島の文字レーザーがDISCO仕様になっていた。
照明がうまく消えなかったり、「深い青」のところで紫色だったのが惜しかった。

アリーナ最前で人が倒れてAED使い担架で運び出したらしい。「救急車で運ばれたので中断しています」というアナウンスが入る。車椅子に乗って出て行く女の子もいて、サカナクションが盛り上がりすぎたのがあかんかったのか?

テレフォンズ
期待してたodoruをやらなかった。最後までパーティにしたかったから、湿っぽくなる曲はやらなかったのかな。
最初に花火が打ちあがり、ラストで風船イン風船(外側のでかいのはすぐしぼむようにできてる)のあと、撮影用に使われていた飛行船が会場の空中を飛び回る。ラジコン係が歩いて操作しているのがよく見えた。さらにミラーボールが高く持ち上がって派手。
アンコールでは銀テープを発射し、スタッフが拾って配ってくれる。
4人が出て行く前に会場を一周する、ノブの汗で冷えた手にさわった。
スタッフを招いて記念撮影しているときに、アリーナの真ん中らへんからサカナクションや時雨、オウガの面々が私服で出てきて感激する。
これだけの面子で演出やセットも作ってチケット代6500円はやばい。来て良かった。


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