5月16日の日記
2015年5月16日○tacica 烏兎 中野サンプラザ
開場が30分くらい押してて、外の広場に大行列。入ったら階段前に宴会場の案内みたいのが出てて、席は一番左端に近い、斜めを向いた最前席で、左耳だけやられやすい。
オープニングに過去のPVをカットインさせながらのかっこいい映像が出て、スクリーンが降りてヒーロー始まり。ホールということもありお客さんは全体的におとなしめで、私の隣もじっとしてる男の人だった。ただMCに返事する勢が増え、アンコールのときもずっと「アンコール!」と叫んでる若者がいたりして、客層が幅広くなったことを感じる。
ドラムがシロップの人だったんだけど、今まで一番しっくり合ってる気がした、フィーリング系ドラム。
でも「この10年いろいろあって、今でも笑って話せないこともあるけど、笑って話せるようになるまでtacicaを続ける」という最後のMCは、私はトシ君の闘病のことだと受け取っていて、結局北海道に帰って、ブログやツイッターも最近しばらく更新されなかったりして心配だけど、いつか完治して「あのときは大変だったね」と笑って話せる場に居合わせたい。
あまりやらない曲が多くてよかった。オオカミとか。神様の椅子もよかった。命の更新の転調後がぐっときて泣いた。
小西さんのグッズ紹介はやっぱいい声。「もっとしゃべって!」と言われて「そう言われましてももうグッズ紹介は終わったので」みたいになってた。
アンコールで燕尾服っぽいの着て出てきて、メトロやり始めて「えー」と思ったら後ろの幕が空いてストリングスが入った!ライブ初のキャスパーをやり、アースコードがついに完成した。
最初に行ったのは2007年の12月で、ジェリー対バンのシェルター。そのころ、アースコードをいつか武道館でやるのではないかと書いた記憶がある。波に乗ってきたタイミングで休業したこともあって武道館には行けなかったけど、ここでストリングスと一緒にやれてるから十分かも。
○米津玄師 花ゆり落ちる 渋谷O-EAST
ライブハウス前の人だかりをぬって入り、中央柵の2列目に。客層がニコ超くらいの若さで、開演前やたらにぎやかなことから一人客があまりいないことがわかる。カップル多め。花輪をかぶった女の子とかもいる。
ちょい押しでスタート、自作の歯車映像とともにドーナツホール。白い服の胸に歯車が投影されて回るのがかっこいい。世界観をちゃんと演出している。
ハチ時代の曲が多めで、時代を追う流れになっているのもいい。最初ずっとしゃべらなかったが、幽霊船ではっちゃけて少し後ろに押し出されたあとでメンバー紹介になり、中ちゃんに「いつもはご当地話だけど、今回は総括を」と言い、「おいしいものを食べまくって絞っていた体重が元に戻った、一番おいしかったのはホテルで一人で食べた焼きそば弁当」という話をした。最終日もほぼ同じMCだったけど、アンコールに追加でMCが入って、その時にドラムの人が「焼きそば弁当は東京でも売ってるよ」と言ったら「まじか……」と仲ちゃんが衝撃を受けていた。
アイネクライネの、水に絵の具が広がっていく映像がきれいだった。viviの線アニメとか、花が咲く画像とかも。
「早い曲になるけどついてきてくれますかー!」という掛け声をはさんでリビングデッドユース。大阪ではアイネクライネの歌詞が飛んでみんなで歌ったという話があったが、東京1日目ではFlowerwall、2日目ではリビングデッドの歌詞が飛んでた。マトリョシカは初めて演奏したらしい。めちゃ盛り上がった。顔の横で手を叩くしぐさ(MVと同じような)がいい。
Flowerwall前の長いMCで、以前住んでいた大阪に行ったら風景は変わってないけど細かいところで昔と違う、今日は一瞬で昨日になる/ライブをやる意味を見いだせずにいたけど、長いこと考えて「楽しければいい」と思った(1日目はここで拍手が起きた、2日目はさらっと言ったから起きなかった)、みんながいっとき嫌なことを忘れられる時間を作りたい、という話をした。
ファンからの声がすごい量届くだろうから、それを重く受け止めてみんなを励ますための音楽を作ってる気がするんだけど、もっと自分のためにやってもいいんだよと思う年寄りであった。
アンコールの懺悔の街はユラユラできて、ワンダーランドもすごいうれしかった。全体的に、昔下北沢でYANKEE見たときは「曲だけものすごいキャッチーだけど駆け出しのバンド」という感じだったのが、すっかりライブ慣れしたような感じで(そんなに回数こなしたわけでもないはずなのに)、堂々としていて演出もまとまっていてとてもよかった。これはフェスも期待できる。
打ち込みが多いので演奏技術はそこまでわからないけど、中ちゃんは難しそうなフレーズをよく弾いているなと思った。
今回のグッズは点描猫、ポロックみたいなタオル、ややホラーな子どもの落書きっぽい「たすけてTシャツ」などがあり、そんなにひかれなかったので買わず。入り口にクロークがあったためロッカーはガラガラだった。
01. ドーナツホール
02. パンダヒーロー
03. 沙上の夢喰い少女
04. 演劇テレプシコーラ
05. 恋と病熱
06. vivi
07. 駄菓子屋商売
08. トイパトリオット
09. ゴーゴー幽霊船
10. メランコリーキッチン
11. アイネクライネ
12. リビングデッド・ユース
13. 花に嵐
14. マトリョシカ
15. Flowerwall
<アンコール>
16. 懺悔の街
17. WOODEN DOLL
18. ワンダーランドと羊の歌
開場が30分くらい押してて、外の広場に大行列。入ったら階段前に宴会場の案内みたいのが出てて、席は一番左端に近い、斜めを向いた最前席で、左耳だけやられやすい。
オープニングに過去のPVをカットインさせながらのかっこいい映像が出て、スクリーンが降りてヒーロー始まり。ホールということもありお客さんは全体的におとなしめで、私の隣もじっとしてる男の人だった。ただMCに返事する勢が増え、アンコールのときもずっと「アンコール!」と叫んでる若者がいたりして、客層が幅広くなったことを感じる。
ドラムがシロップの人だったんだけど、今まで一番しっくり合ってる気がした、フィーリング系ドラム。
でも「この10年いろいろあって、今でも笑って話せないこともあるけど、笑って話せるようになるまでtacicaを続ける」という最後のMCは、私はトシ君の闘病のことだと受け取っていて、結局北海道に帰って、ブログやツイッターも最近しばらく更新されなかったりして心配だけど、いつか完治して「あのときは大変だったね」と笑って話せる場に居合わせたい。
あまりやらない曲が多くてよかった。オオカミとか。神様の椅子もよかった。命の更新の転調後がぐっときて泣いた。
小西さんのグッズ紹介はやっぱいい声。「もっとしゃべって!」と言われて「そう言われましてももうグッズ紹介は終わったので」みたいになってた。
アンコールで燕尾服っぽいの着て出てきて、メトロやり始めて「えー」と思ったら後ろの幕が空いてストリングスが入った!ライブ初のキャスパーをやり、アースコードがついに完成した。
最初に行ったのは2007年の12月で、ジェリー対バンのシェルター。そのころ、アースコードをいつか武道館でやるのではないかと書いた記憶がある。波に乗ってきたタイミングで休業したこともあって武道館には行けなかったけど、ここでストリングスと一緒にやれてるから十分かも。
○米津玄師 花ゆり落ちる 渋谷O-EAST
ライブハウス前の人だかりをぬって入り、中央柵の2列目に。客層がニコ超くらいの若さで、開演前やたらにぎやかなことから一人客があまりいないことがわかる。カップル多め。花輪をかぶった女の子とかもいる。
ちょい押しでスタート、自作の歯車映像とともにドーナツホール。白い服の胸に歯車が投影されて回るのがかっこいい。世界観をちゃんと演出している。
ハチ時代の曲が多めで、時代を追う流れになっているのもいい。最初ずっとしゃべらなかったが、幽霊船ではっちゃけて少し後ろに押し出されたあとでメンバー紹介になり、中ちゃんに「いつもはご当地話だけど、今回は総括を」と言い、「おいしいものを食べまくって絞っていた体重が元に戻った、一番おいしかったのはホテルで一人で食べた焼きそば弁当」という話をした。最終日もほぼ同じMCだったけど、アンコールに追加でMCが入って、その時にドラムの人が「焼きそば弁当は東京でも売ってるよ」と言ったら「まじか……」と仲ちゃんが衝撃を受けていた。
アイネクライネの、水に絵の具が広がっていく映像がきれいだった。viviの線アニメとか、花が咲く画像とかも。
「早い曲になるけどついてきてくれますかー!」という掛け声をはさんでリビングデッドユース。大阪ではアイネクライネの歌詞が飛んでみんなで歌ったという話があったが、東京1日目ではFlowerwall、2日目ではリビングデッドの歌詞が飛んでた。マトリョシカは初めて演奏したらしい。めちゃ盛り上がった。顔の横で手を叩くしぐさ(MVと同じような)がいい。
Flowerwall前の長いMCで、以前住んでいた大阪に行ったら風景は変わってないけど細かいところで昔と違う、今日は一瞬で昨日になる/ライブをやる意味を見いだせずにいたけど、長いこと考えて「楽しければいい」と思った(1日目はここで拍手が起きた、2日目はさらっと言ったから起きなかった)、みんながいっとき嫌なことを忘れられる時間を作りたい、という話をした。
ファンからの声がすごい量届くだろうから、それを重く受け止めてみんなを励ますための音楽を作ってる気がするんだけど、もっと自分のためにやってもいいんだよと思う年寄りであった。
アンコールの懺悔の街はユラユラできて、ワンダーランドもすごいうれしかった。全体的に、昔下北沢でYANKEE見たときは「曲だけものすごいキャッチーだけど駆け出しのバンド」という感じだったのが、すっかりライブ慣れしたような感じで(そんなに回数こなしたわけでもないはずなのに)、堂々としていて演出もまとまっていてとてもよかった。これはフェスも期待できる。
打ち込みが多いので演奏技術はそこまでわからないけど、中ちゃんは難しそうなフレーズをよく弾いているなと思った。
今回のグッズは点描猫、ポロックみたいなタオル、ややホラーな子どもの落書きっぽい「たすけてTシャツ」などがあり、そんなにひかれなかったので買わず。入り口にクロークがあったためロッカーはガラガラだった。
01. ドーナツホール
02. パンダヒーロー
03. 沙上の夢喰い少女
04. 演劇テレプシコーラ
05. 恋と病熱
06. vivi
07. 駄菓子屋商売
08. トイパトリオット
09. ゴーゴー幽霊船
10. メランコリーキッチン
11. アイネクライネ
12. リビングデッド・ユース
13. 花に嵐
14. マトリョシカ
15. Flowerwall
<アンコール>
16. 懺悔の街
17. WOODEN DOLL
18. ワンダーランドと羊の歌
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