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7月20日の日記
2014年7月20日●ストレイテナー Super Magical Illusion Show/ZEPP Diver City
ロキノン系バンドの中で、一番最初にちゃんと聞いて好きになったのがテナーなので、ほかのあるゆるバンドは私にとって、テナーを中心に置いて「テナーよりちょっとこっち寄り」といった基準で評価・分類されている。逆に中心にいるため、テナーをうまく表現することができない。人に説明するとしたら、「美メロ系から実験的なのまで曲の幅が広くて、ベースがうまくて、最初は2人だったけど今は4人組のバンド」くらいしか……。なんとなく最近思うのは、いい意味で「ケレン味」があるんじゃないかと。
今回はマジカルでイリュージョンな雰囲気にまとまってて、かなり珍しいOWLやSCARLET STARLETなんかもやったし、VANDALISMの間奏がメチャメチャかっこよかったし、POSTMODERNも「最近のPOSTMODERNはこんなことになってんの!?」って驚くくらい変わってて、おもろしかった。全体的にテンポが早かった。
メロスト5倍速の動きとか、「ロックだからお前たちって呼ぶ」とか、MCもかなりこなれて面白くて、最近のテナーのライブは昔のストイックさとだいぶ違うけど、翌る日のピエロにこめた思いの話とか、シリアスになるときはしっかりなるから、今のほうがはるかに好きだ。
アンコールの新曲でビデオ撮りをやって、今までこういうのやったことなかったからうれしかった。曲もノリノリだったし。
あとダイバーシティってNCISの時に音バランスが悪かったという漠然とした記憶があるんだけど、今回はすごく音良かったし、空調も涼しくてかなり動いても全然汗かかなくて快適だった。ライブハウスの音に関しては、自分の中で写真のヒストグラムにたとえるとわかりやすいと気づいた。だいたいのライブハウスは黒つぶれ=ベース・バスドラが振りきれてて階調がなくなってるか、たまに白とび=シャリシャリした高音がうるさくてやっぱり階調を消してるんだけど、いい音響は低音から高音部までちゃんと階調が聞き取れる。
01.Melodic Storm
02.BIRTHDAY
03.MAGIC WORDS
04.Magic Blue Van
05.VANDALISM
06.OWL
07.Little Miss Weekend
08.Wonderfornia
09.Blue Sinks In Green
10.DISCOGRAPHY
11.VANISH
12.From Noon Till Dawn
13.Super Magical Illusion
14.POSTMODERN
15.KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]
16.翌る日のピエロ
17.イノセント
18.シンクロ
19.CLONE
20.SCARLET STARLET
21.クラッシュ
22.シンデレラソング
23.TRAVELING GARGOYLE
24.羊の群れは丘を登る
(encore)
25.The World Record(新曲)
26.BERSERKER TUNE
●a flood of circle レトロスペクティヴ/東京キネマ倶楽部
生まれて初めて鶯谷駅で降りた。上野の隣とは思えないし、さらに山手線の駅とは思えない、総武線で東に行ったほうみたいな、古びた町並み。ずっと昔の新宿南口がこんな感じだった。
昨夜佐々木君(なぜか君付けのイメージw)が立ち飲みしていたという焼き鳥屋の角を曲がって、パチンコ屋とダンスホールの上にあるのが会場。古そうなビルの階段を上がっていく途中でダンスホールの入り口がのぞけたんだけど、社交ダンスのすんごい鮮やかなドレスをまとった老婦人たちがソファに座っていてびっくりした。列を作って待たされる階段も倉庫みたいだった。
入ったら片平実がDJやってて古い洋楽の名曲かけてた。ステージは奥行きが浅くて下手に昭和チックな階段がついてる。半円形の二階座席もまったりしててかなり見やすそうだった。
AFOCは、最近の曲は相当好きなんだけどライブは見たことがなくて、グッズも持ってない素人だったけど今回なんと整理番号1ケタで、最前列ちょっと右寄りに陣取った。めっちゃ押されて手すりの鉄がはがれて腕にいっぱいついたけど、なんとか無事だった。今までは姐さんのヒールしか印象になかったけど、ギターがクールに徹しててカッコよかった。バンジョーの時にスチルカメラに向かってすっごいカメラ目線してたのに笑った。そして絶対革ジャンを脱がない佐々木君の汗がスラムダンクの漫画みたいになってて、ステージから乗り出すと飛び散ってくる。
突然マイクの前に出て月面のプールをアカペラで歌いだし、一番後ろまでどれだけ声が届いてるかわからないけど、目の前で見るとすごい熱量で、自然に涙出てきた。
どこだったか、いつもの白いギターが使えなくなって、投げ捨ててたんだけど袖にスタッフがいなくて、見てるほうがハラハラした。しばらくして代わりの黒いギターが出てきて、足元に線がつながってるのを確認して後ろのギターを手に取る目線の動きとか、細かいところが手に取るように見えて、なんだか今回のライブで一気に親しみが増して、佐々木君カッコいーな、若くて元気いっぱいで、ロックだなーと思って好きになった。まだそんなに売れてる部類には入らないけど売れてほしい!
前半はほとんどダイバーいなかったんだけど、後半からテンションがかなり上がって、Diamond Rocksとか次から次へゾロゾロとダイバーが流れてきて、スタッフが目の前で受け止める構えをとるたびに、頭を蹴られて眼鏡が壊れないように両手を上げてかばった。上手にいたスタッフさんは相当イケメンで、無表情で受け止めてた。下手寄りにいたスタッフさんは可愛い系だったんだけど、途中あまりに流れてくるからメッチャ嫌そうな顔になってた瞬間があって笑ってしまった。
あとたまに佐々木君が最前列の手すりに片足かけて乗り出すときがあって、細い脚を触り放題だったw きれいなブーツ履いてた。
MCからDancing Zombiezに入ったところでベースの音がなくてあれ?と思ったら姐さんが裏でドレス直してて、ポロリしそうだったらしいw ベース持ったスタッフがオロオロしてた。すごい勢いのある流れだったんだけど完全に笑いで止まって、「本当だったら最後にやるもんなんだけどこうなったら」と言った佐々木君が客席にマイクをおろして入ってきた。円陣組んでディフェンスしてと頼んだ回りの客がみんな、中学生か!ってくらい小さくて若いのに驚いた。客層は全体に若かったけど、このとき囲んでた顔ぶれは特に若かった。結局スタッフが一人、マイク押さえとブロックの手伝いに来た。後ろの人は全然見えなかったと思うけど、私は後ろを振り返って彼の後ろ姿と、盛り上がりまくってる観客を一望にしてたから、普通では見られない素晴らしいいい景色だった。
アンコールで渡辺君が「一度やりたかった」と言って水をまき、かなりかかったんだけどモニターにもすごいかかってて、「これあとで会場の人に怒られるやつや!」って笑ってた。ジャンルで言うとワンコだわー大型犬だわーとずっと思ってた。
ずっと頭かばってたのに最後の最後でダイバーの脚に頭が巻き込まれて、手すりに口をぶつけてちょっと切ってしまった。素人ですいません。
チケットが3000円くらいでコスパ高いわりに曲数多かったし、自分史上でも「印象的なライブ」上位に入る一期一会のすごいライブだった。
セットリスト
I’M FREE
ロックンロールバンド
Diver’s High(VAVAVAVAVAVAVA)
All The Young Rock’N’Rollers
God Speed You Baby
KINZOKU Bat
Whisky Bon-Bon
Tequila Club
Hide & Seek Blues
俺はお前の噛ませ犬じゃない
賭け(Bet!Bet!Bet!)
The Future Is Mine
YU-REI Song
オーロラソング
The Cat Is Hard-Boiled
FUCK FOREVER
Boy
月面のプール
理由なき反抗(The Revel Age)
King Cobra Twist~-session #6-
休憩
Summertime Blues Ⅱ
Blood Red Shoes
Diamond Rocks
Blues Never Die(ブルースは二度死ぬ)
ミッドナイト・サンシャイン
Sweet Home Battle Field
The Beautiful Monkeys
KIDS
Dancing Zombiez
感光
I LOVE YOU
Beer!Beer!Beer!
アンコール
アカネ
見るまえに跳べ
ロキノン系バンドの中で、一番最初にちゃんと聞いて好きになったのがテナーなので、ほかのあるゆるバンドは私にとって、テナーを中心に置いて「テナーよりちょっとこっち寄り」といった基準で評価・分類されている。逆に中心にいるため、テナーをうまく表現することができない。人に説明するとしたら、「美メロ系から実験的なのまで曲の幅が広くて、ベースがうまくて、最初は2人だったけど今は4人組のバンド」くらいしか……。なんとなく最近思うのは、いい意味で「ケレン味」があるんじゃないかと。
今回はマジカルでイリュージョンな雰囲気にまとまってて、かなり珍しいOWLやSCARLET STARLETなんかもやったし、VANDALISMの間奏がメチャメチャかっこよかったし、POSTMODERNも「最近のPOSTMODERNはこんなことになってんの!?」って驚くくらい変わってて、おもろしかった。全体的にテンポが早かった。
メロスト5倍速の動きとか、「ロックだからお前たちって呼ぶ」とか、MCもかなりこなれて面白くて、最近のテナーのライブは昔のストイックさとだいぶ違うけど、翌る日のピエロにこめた思いの話とか、シリアスになるときはしっかりなるから、今のほうがはるかに好きだ。
アンコールの新曲でビデオ撮りをやって、今までこういうのやったことなかったからうれしかった。曲もノリノリだったし。
あとダイバーシティってNCISの時に音バランスが悪かったという漠然とした記憶があるんだけど、今回はすごく音良かったし、空調も涼しくてかなり動いても全然汗かかなくて快適だった。ライブハウスの音に関しては、自分の中で写真のヒストグラムにたとえるとわかりやすいと気づいた。だいたいのライブハウスは黒つぶれ=ベース・バスドラが振りきれてて階調がなくなってるか、たまに白とび=シャリシャリした高音がうるさくてやっぱり階調を消してるんだけど、いい音響は低音から高音部までちゃんと階調が聞き取れる。
01.Melodic Storm
02.BIRTHDAY
03.MAGIC WORDS
04.Magic Blue Van
05.VANDALISM
06.OWL
07.Little Miss Weekend
08.Wonderfornia
09.Blue Sinks In Green
10.DISCOGRAPHY
11.VANISH
12.From Noon Till Dawn
13.Super Magical Illusion
14.POSTMODERN
15.KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]
16.翌る日のピエロ
17.イノセント
18.シンクロ
19.CLONE
20.SCARLET STARLET
21.クラッシュ
22.シンデレラソング
23.TRAVELING GARGOYLE
24.羊の群れは丘を登る
(encore)
25.The World Record(新曲)
26.BERSERKER TUNE
●a flood of circle レトロスペクティヴ/東京キネマ倶楽部
生まれて初めて鶯谷駅で降りた。上野の隣とは思えないし、さらに山手線の駅とは思えない、総武線で東に行ったほうみたいな、古びた町並み。ずっと昔の新宿南口がこんな感じだった。
昨夜佐々木君(なぜか君付けのイメージw)が立ち飲みしていたという焼き鳥屋の角を曲がって、パチンコ屋とダンスホールの上にあるのが会場。古そうなビルの階段を上がっていく途中でダンスホールの入り口がのぞけたんだけど、社交ダンスのすんごい鮮やかなドレスをまとった老婦人たちがソファに座っていてびっくりした。列を作って待たされる階段も倉庫みたいだった。
入ったら片平実がDJやってて古い洋楽の名曲かけてた。ステージは奥行きが浅くて下手に昭和チックな階段がついてる。半円形の二階座席もまったりしててかなり見やすそうだった。
AFOCは、最近の曲は相当好きなんだけどライブは見たことがなくて、グッズも持ってない素人だったけど今回なんと整理番号1ケタで、最前列ちょっと右寄りに陣取った。めっちゃ押されて手すりの鉄がはがれて腕にいっぱいついたけど、なんとか無事だった。今までは姐さんのヒールしか印象になかったけど、ギターがクールに徹しててカッコよかった。バンジョーの時にスチルカメラに向かってすっごいカメラ目線してたのに笑った。そして絶対革ジャンを脱がない佐々木君の汗がスラムダンクの漫画みたいになってて、ステージから乗り出すと飛び散ってくる。
突然マイクの前に出て月面のプールをアカペラで歌いだし、一番後ろまでどれだけ声が届いてるかわからないけど、目の前で見るとすごい熱量で、自然に涙出てきた。
どこだったか、いつもの白いギターが使えなくなって、投げ捨ててたんだけど袖にスタッフがいなくて、見てるほうがハラハラした。しばらくして代わりの黒いギターが出てきて、足元に線がつながってるのを確認して後ろのギターを手に取る目線の動きとか、細かいところが手に取るように見えて、なんだか今回のライブで一気に親しみが増して、佐々木君カッコいーな、若くて元気いっぱいで、ロックだなーと思って好きになった。まだそんなに売れてる部類には入らないけど売れてほしい!
前半はほとんどダイバーいなかったんだけど、後半からテンションがかなり上がって、Diamond Rocksとか次から次へゾロゾロとダイバーが流れてきて、スタッフが目の前で受け止める構えをとるたびに、頭を蹴られて眼鏡が壊れないように両手を上げてかばった。上手にいたスタッフさんは相当イケメンで、無表情で受け止めてた。下手寄りにいたスタッフさんは可愛い系だったんだけど、途中あまりに流れてくるからメッチャ嫌そうな顔になってた瞬間があって笑ってしまった。
あとたまに佐々木君が最前列の手すりに片足かけて乗り出すときがあって、細い脚を触り放題だったw きれいなブーツ履いてた。
MCからDancing Zombiezに入ったところでベースの音がなくてあれ?と思ったら姐さんが裏でドレス直してて、ポロリしそうだったらしいw ベース持ったスタッフがオロオロしてた。すごい勢いのある流れだったんだけど完全に笑いで止まって、「本当だったら最後にやるもんなんだけどこうなったら」と言った佐々木君が客席にマイクをおろして入ってきた。円陣組んでディフェンスしてと頼んだ回りの客がみんな、中学生か!ってくらい小さくて若いのに驚いた。客層は全体に若かったけど、このとき囲んでた顔ぶれは特に若かった。結局スタッフが一人、マイク押さえとブロックの手伝いに来た。後ろの人は全然見えなかったと思うけど、私は後ろを振り返って彼の後ろ姿と、盛り上がりまくってる観客を一望にしてたから、普通では見られない素晴らしいいい景色だった。
アンコールで渡辺君が「一度やりたかった」と言って水をまき、かなりかかったんだけどモニターにもすごいかかってて、「これあとで会場の人に怒られるやつや!」って笑ってた。ジャンルで言うとワンコだわー大型犬だわーとずっと思ってた。
ずっと頭かばってたのに最後の最後でダイバーの脚に頭が巻き込まれて、手すりに口をぶつけてちょっと切ってしまった。素人ですいません。
チケットが3000円くらいでコスパ高いわりに曲数多かったし、自分史上でも「印象的なライブ」上位に入る一期一会のすごいライブだった。
セットリスト
I’M FREE
ロックンロールバンド
Diver’s High(VAVAVAVAVAVAVA)
All The Young Rock’N’Rollers
God Speed You Baby
KINZOKU Bat
Whisky Bon-Bon
Tequila Club
Hide & Seek Blues
俺はお前の噛ませ犬じゃない
賭け(Bet!Bet!Bet!)
The Future Is Mine
YU-REI Song
オーロラソング
The Cat Is Hard-Boiled
FUCK FOREVER
Boy
月面のプール
理由なき反抗(The Revel Age)
King Cobra Twist~-session #6-
休憩
Summertime Blues Ⅱ
Blood Red Shoes
Diamond Rocks
Blues Never Die(ブルースは二度死ぬ)
ミッドナイト・サンシャイン
Sweet Home Battle Field
The Beautiful Monkeys
KIDS
Dancing Zombiez
感光
I LOVE YOU
Beer!Beer!Beer!
アンコール
アカネ
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