9月2日の日記

2011年9月2日
9月2日の日記
ちょっと前に筑波山に登った日記。

朝7:20くらいに家を出て、朝ご飯はウィダーインゼリー。
秋葉原から初めてつくばエクスプレスに乗る。大江戸線なみに深い。
9時前につくばに到着。
ネットで、筑波山行きのバスはA4出口を出た1番乗り場からだと
調べてあったんだけど、改札のところに「筑波山行きはA3を出た
3番乗り場からです」としっかり矢印が示してある。
乗り場が変わったのかな?と思いそこへ行くと「筑波山行き」と
書いたバスが待っていたので乗りこむ。すぐに出発した。
……バス料金は700円のはずなのに、「筑波山入口まで400円」
って書いてある。なんか違う。よく見たら私が行きたいのは
「筑波山神社入口」で、このバスが行くのはそれよりずっと
下の「筑波山入口」までだった。
あわててバスから降ろしてもらい、1番乗り場まで走る。
やはりそっちが正しいバスだった。つくばエクスプレスに騙されたw

バスで40分ほど走りつつ蒸しパンを半分食べ、神社入り口に着く。
女の子グループの記念写真のシャッターを押してあげる。
まず神社で「怪我なく登れますように」とお参り。
そのまま大きい通りを進むとケーブルカーのある方へ行くが、
そっちではなくて裏道っぽい方へ進み、白雲橋コースというのを
10:10に登り始める。
ここでストックをリュックから外そうとしたら、ストックの
てっぺんにトンボがとまっていた。

日差しが強くて暑いが、すぐにうっそうとした森の中に入り、
たちまち涼しくなる。ほとんど人とも会わなくてとても快適。
幅が広く、細かく岩や木で段が切ってあるのでかなり歩きやすい
道をしばらく登って行く。
ちょうど1時間登ったところで、中央に大きな木が立っている
開けたところに出たので、休んでドライフルーツを食べる。
涼しい風で汗が乾いて気持ちいい。

そこからは巨大な岩がごろごろして歩きにくいところが
ところどころ出てくる。また、ずっとついてくる黄色い大きな
蜂がいた。最初は「そのうちどっか行くだろう」と気にして
いなかったが、いつまでもついてくる上だんだん羽音が耳元に
近づいてきて、走って逃げてみたりタオルやストックを振り回して
「あっちいけー」とやっても全然逃げなくて、無駄に体力を
消耗してしまった。ずーっと右後方から重低音の羽音を
聴いてるとけっこう気が狂いそうにならない?

11:50に弁慶茶屋跡という広場に到着。一応バス停からここまでの
時間の目安が2時間と地図にあったのでおおむね標準通り。
私の歩くペースは相当遅いが、そのかわりずっと同じペースを
守ってほとんど休まないというスタイルなので、平均すると
一般的なタイムなのかも?

ここではつつじヶ丘コースから登ってきた人たちが合流する、
ちょっと見晴らしのきく広場で、木陰のベンチに座って昼食。
しそちりめんおにぎりと、鮭わかめおにぎりと、三角チーズと
ゆで卵と、あったかいお茶。
30分休んで、12:20に出発。

ここからは奇岩があちこちにある面白いコース。
今にも落っこちそうな巨岩の下をくぐり抜ける「弁慶の七戻り」は、
さすがの弁慶でもびびって7回戻ったらしい。

時々すごく歩きにくい岩場とかもあるが、人は増えてくる。
上から、ピンクのパンプスを履いて、ビジューがいっぱい
ついたピンクのミニのチャイナドレスみたいなのを着た
中国人の女性が、すごい岩場を降りて来てびっくりした。
3人連れできゃっきゃ言いながら降りて来て、すごいなーと
思いながらすれ違ったら、その中の男の人に「疲れるね?」
と話しかけられて「そ、そうですね……」と返事した。

コース標準時間50分と書いてある通り、13:10に女体山頂上に
到着。不安定な岩場の先のほうに立つと、すっごい眺望。
周囲200度くらいの関東平野が一望でき、地平線の丸さがわかる。
ここだけはパノラマ撮影ができるカメラが欲しい。
しばし堪能して、今度は筑波山山頂を目指す。

ロープウェーの駅がちょうど女体山頂上にあるので、
このへんはお年寄りや普通の観光客も多い。
そこそこなだらかな道で、カエルの頭の形をした「ガマ岩」
とかを見ながら13:40に筑波山頂上に着く。
ここにはケーブルカーの駅があって、広場に茶屋が何軒も
並び、とても町っぽい。

つくばうどん900円とかおしるこ400円とか食べたいが我慢。
まだリュックに残っている蒸しパン半分とマカダミアナッツ
チョコを、日陰の岩に腰掛けて食べる。
蒸しパン1個も、マカダミアナッツ10粒も500kcalくらい
あるからな……登山でもないと絶対食べられない高カロリー。
ちょうどこの時、党首選の結果発表をテレビでやっている
音声が茶屋の中から漏れ聞こえて、自然のただ中から
急に人界に降りてきた感じがした。

まだ時間と余力はあるので、近くの男体山の頂上まで登って
ケーブルカーで下るか、あるいはもう登らずに徒歩で
ケーブルカー沿いの道を下るか、考える。
なんとなく、イザナギとイザナミを祀った山なのに、片方に
しかお参りしないのはパワースポット的にどうなんだろうと
思ったので、男体山に登ることにする。

けっこうな岩場を乗り越えて、14:30くらいに頂上のほこらに
着いたが、あまり人もいないし女体山に比べると眺めも
そこまでではないので印象が薄い。

降りる途中、サンダル履きで登ろうとしていた二人連れに
「どれくらい距離ありますか」と聞かれたので、「距離的には
15分くらいですけど、けっこう急な岩場があって、サンダルでも
登って登れなくはないと思いますが、下りがちょっと滑って
怖いかもですね」と伝えたら、引き返していった。
まぁでもピンクのパンプスでも登れるっちゃ登れるけどね……。

14:40くらいにケーブルカーの切符を買って、15:00に出発。
あっという間に下に着いた。お土産屋を冷やかしながら
バス停に戻ったら、バスの時間なんてまったく気にして
いなかったのに、1時間に1本しかないバスがすぐ来た。
ラッキー。
15:10発のバスで16時前につくば駅に着いたら、なんと秋葉原
行きの快速がちょうど16:00だった。それを逃すと次は16:50。
またまたラッキー。

バスでも電車でも座って熟睡しているうちに帰ってきた。
翌朝、頭は起きてるけど身体がグッタリ疲れている状態で寝坊。

距離と体力度的には、こないだの高尾~景信縦走と同じくらい
らしい。次は御岳山を目指したい。
そろそろ山小屋泊まりとか、ガスバーナーでお湯わかして
カップヌードル食べるのにも憧れるなー。

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