8月18日の日記

2011年8月18日
8月12・13日に北海道は石狩のライジングサン・ロックフェスティバルに行った。
従弟の家が会場から車で5分のところにあるので、泊めてもらって車で
送り迎えもしてもらった。(従弟も来場していたが別行動)

ベストアクト
1.サカナクション
2.the telephones
3.→Pia-no-jaC←

以下、ざっくり覚え書き。

8/12 1日目
地下鉄麻生駅からシャトルバスに乗り13時ごろに会場到着。
腕に巻くテープはチロリアンテープっぽくてかわいい。
まずはテント村の間を通ってアース周辺をひとまわりして店を見る。テント楽しそう!うらやましい!

テナーのグッズがひどい。あのCDアルバムを作るバンドがなんでこんなグッズを作ってしまうのか理解できない。

15時にオープニングアクトの髭(&挨拶)をサンステージの遠くで見る。
風の方向によって音の聞こえ方がまるで違う。ナウシカで「気流の流れが見える」ってところがあったけど、音によって風の塊が今通り過ぎて行ったとかがわかるのが面白いなと思った。さすが屋外。(屋内フェスはけっこう行ってるが屋外は初めてなので)

数曲聞いてアースに戻り、ONE OK ROCK(&挨拶)を後方で聞く。終わってから16:40の石毛バンドのためにクリスタルパレスに行ったら長蛇の列で入場規制となっていたが、入ってみたらそこそこ余裕があった。
クリスタルパレスの建物は外は木でしょぼいが、中に入るとステンドグラス風でシャンデリアの下がったサーカスのテントっぽく立派だった。
ふちの座席に座るとステージはフミくらいしか見えないが、途中でステージ奥の黒カーテンの向こうから覗き込んでいるtelephonesのほかのメンバーが見えた(余談だけど11日の夜に泊まった札幌のホテルにtelephonesも泊まっていてびっくりした。ロビーにスタッフとかと大勢いて、PCでぐるなびか何かを検索してから寿司を食べに出て行った)。マスクをした中肉中背もいて、たぶんハヤシ。フミはAラインワンピで、バイザーがないとただの可愛い女子ベース弾きだった。

そしてまたアースに戻り、ベボベの最後のほうだけテントの外から聞き、続いて18:40にアースの怒髪天。けっこう混んでて、会場の一体感がすごい。
「ステージの時間がかぶってるくるりと互いに客をディスろうって言ってたんだよね、せっかく人数増えたのになんでくるり見に行かねぇんだお前ら」というMC。くるりから電話がかかってくることになっていたがかかってこなくて「おーい電話しろ~岸田ー!」と叫んでいた。
知らない曲でも全部わかりやすいし大変盛り上がった。

それからサンステまでくるりの終盤を見に行く。
歩いてる途中に少しずつ聞こえてきたフレーズが「ばらの花」だった。
遠くから見てたが、最後のほうの新曲はトランペットが生きてていかにも5人で作った曲って感じでなかなか良い。
MCで「そういや増子さんに電話することになってた」と言ってかけたら、とっくに怒髪天のステージは終わってて「義理は果たした」。

それからまたアースに引き返し、20:10のpillowsを横で見る。超久々に聞いたらすごい名曲ぞろいだった。
それから体力温存のため40分以上PAブース脇に座って休み、だいぶ元気になったので21:40のPOLYSICSは踊ってた。最初全然人が少なくて、テントの前半分くらいしかいない。
前半はHow are you?くらいしか知ってる曲がなかったが、後半から好きな曲のメドレーで畳みかけてきた。
あと「フミは石毛バンドに出てたんだよね、どうだった?」「ポリでやってる半分くらいのテンポだったから、ポリがすごく早く感じる。ちょうどいいのはないのか」というMC。
釧路で炉端焼きが食べたいがために北海道ツアーを企画したと言っていた。

23:20から続けてアースでtelephones。ノブは真っ赤なスパンコール衣装。あれどこで作ってるんだろ。
これも客席の一体感がすごく、全体がゆさゆさと踊りまくっていた。全部同じようなテンポのディスコチューンなのに、これだけバラエティに富んだ特徴的な曲を作れるのがすごい。結局フェスでしか曲聞いてないレベルなのにけっこう振りとかもわかるようになっちゃった。

telephonesに体力を吸い取られてへろへろになりつつ、ついにラストの1:00ストレイテナー。
荷物があるのであんまり前へは行けなかったが、かなりセットリストがよくてさらに消耗した。
スタギタはテンポがちょっと戻ってきて一時期よりだいぶマシになったが、サビに「the」を入れるための間延びは変わらない。
マンライククリーチャーは相当ドラムが締まってきて良くなった。
中山さんが「俺以外は明日みんなステージあるからよろしく、ひなっちは全部で5ステージ」と言ってた。あとミトイトの2人だけ呼んでくれればアナサニが出られたのに……。

アンコールで「ライブで初めて」というプロローグをやり、「さてラストはROCKSTEADYかなー、まさかTODAYとかじゃないよなー」と思っていたらYES,SIRが来たので、すごい勢いでジャンプして完全にぐったりする。

8/13 2日目

昨日より暑い。風は涼しいけど、日陰がほとんどないのがつらい。
レッドスターフィールドへの道のりは大変遠かったが、12:40のレッド、OKAMOTO’Sからスタート。
始まった途端に客席の前の方からもっわあぁぁとすごい砂ぼこりが舞い上がって風と共に流れていくが、明らかにステージに直撃してる。

ベースの安定感がすごい。ものすごくハッキリした音でキッチリしたリズムでよく聞こえる。ほかのバンドでこんなにくっきりペースが聞き取れることってあんまないんだけどステージの音響のせいなのか?ハマのベースの特徴?

タオルを顔の下半分に巻きつけて砂よけにし、はじっこの極小日陰に入って少し聞いてから、ボヘミアンガーデンまで長旅(確か一番遠いアースからボヘミアンまでは徒歩40分近くある)。グリーンオアシスのハンモックにちょっと入ってみる。日差しの中なので暑いが中に入って閉めきったらまだマシ。ゆらゆら揺れてとてもいい。欲しい。

レッドからグリーンまでは近かったがそこからボヘミアンまでは遠かった。白樺の木陰(びっしり人がいる)にもぐりこんで仰向けで少し寝る。
しばらく待って14時のハンバートハンバートが始まる。空の下で寝っ転がって聞くのにふさわしい歌。
トークが天然ですごくゆるい。風呂にナメクジが毎日いるらしい。小倉家!?

15:30グリーンのピアノジャックへ。PAテントの後ろの日陰に潜り込むとステージがのぞける。
このころ熱中症気味になって頭痛がしてて体調悪かった。
でもステージが始まったらノリノリで、特に会場の人がほとんど知らなそうなビッグブリッヂをやったのでびっくり。
しかしほんとにフェス向けな人たちで、曲を知らない客もみんな参加させて、キーボードを立てて曲芸弾きもやって、盛り上げ上手。

17:20の高橋優は、サンステのスカパラに取られたのか全然人がいなかったので6列目くらいの前方に行く。
「誰もいない台所」は女々しいが歌い方が泣きそうで感情移入した。常に一生懸命歌ってて、謙虚で「次に歌わせていただくのは……」って言ってるのがいいキャラだ。
東京では全然チケット取れないのに、こんなに空いてて近くで見られるなんて儲けものだった。

これでだいぶ元気復活したので、できたてピザとしょっぱくておいしい豚串焼きをBirthdayをBGMに食べる。人がいっぱいいて砂ぼこりもすごいがカッコいい。

それからクリスタルパレスのentを見る。「平坦な音楽なんでリラックスして聞いてください」
OJに加えて、ゲストでひなっちが出てきて2曲やるが、ベースが入ると突然別の曲みたいにロックな感じだと思った。

このあとすべてのステージが休憩のタイミングがあり、花火が上がる。一発ずつ、とりとめなくいろんな種類の花火が散発的にあがる。隅田川だったら密度これの30倍くらいあるな。でもこんなふうに花火が上がる足元が全部見える経験はちょっとほかではない。

それから21:00にアースのMODS、ギターとベースも位置を変えて1曲ずつ披露するのが昔っぽい。あとボーカルがギターを舞台袖のスタッフに5メートルくらい投げ渡したのがすごかった。びっくりした。
今まで何十年もやってきたんだろうけど万一落としたらどうするんだろう。

かなり早めに終わったので、22時のサンステのサカナクションへ。
相当人は入ってた。会場中の人がだいたい来てるんじゃないかと思うくらい広範囲に人が集まってた。

オープニングも凝ってたし、煙は出るしレーザーは広がるし、けっこう古い曲もやったし好きなkleeやったし、バッハとルーキーはCD音源だとかなり微妙だと思っていたけどライブの大音量と照明の中で聞くと全然違う。ホーリーダンスもマイナーだけどカッコいい。サカナクションはステージが大きければ大きいほど映えると思う。
でも途中、サングラスかけて全員が横一列に並んで謎の機械を操作してアドリブ?をやる時間があって、フェスでも絶対こういうサカナクションらしさって譲らないんだなーと思うけど、正直手元が何やってるか全然わからないしあんまり面白くない。

それからアースに戻り、途中からLOW IQを聞き、これで体力的にもほぼ限界だしもうこのあとはあんまり見たいアーティストがいなかったので撤収。
夜明けを見たら感動的だろうとは思うけどやっぱりテントがないと厳しい。
また機会があったら今度はレンタルテントとかを検討したい。

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