4月1日の日記
2010年3月31日今日武道館に行っていた知り合いもたくさんいたみたいだけど
3/31は「オーケストラの日」らしく、私はNHKホールにいた。
たまたま見かけた広告が「展覧会の絵」と「1812年」という
私のためのプログラムで、チケットが安かったので飛びついた
のだけど、さすがにS席は売り切れていて2階横のほうのA席。
でも2,000円は激安!
首都圏の11のプロ・オーケストラから団員が集まった今日だけの
特別オーケストラによる演奏会で、指揮は小林研一郎。
5:30の開演に合わせて入場。
N響みたいに、開場後ロビーで室内楽のサービスがあるので。
最初がフルートとハープの二重奏。最初のは「間奏曲」としか
名前が出ず、作曲者もわからないのだけどエスニックな
雰囲気もあってすごくかっこよかった。ハープが全体的に
とても雄弁で、「春の海」もいい雰囲気だった。
次がクラリネット二重奏。「だんだん小さく」という意味の曲で
すごいロングトーン吹きながら客席まで歩いていって握手して
回ったり、クラリネットを分解してどんどん小さくしていき、最後は
リード部分だけになったりするのが観客に大ウケ。
最後がバイオリン×3とコントラバスによる「パッヘルベルのカノン」。
弾いてるところをまともに見たのは初めてで、同じフレーズを
受け渡していく様子は見ているとはっきりわかっておもしろく、
これを作曲するのはちょっと数学みたいだと感心した。
ただ、ラスト何小節かで突然ぐしゃってハラハラした。
席に着くと、隣は中学生と小学生くらいの姉妹で、保護者は見あたらない。
2人とも「のだめ」ファンのようだ。のだめのおかげで日本のオケは
だいぶうるおったんだろうか?
音大生によるファンファーレで幕を開け、演奏会1曲目は
本命の「展覧会の絵」。生で聞くのは久々で、やはりすばらしい。
全部で116人いるとのことで、弦楽器がすごく厚い。
その分木管がちょっと苦しそう。特にフルート……こんなに
1拍目にアクセントついてたっけ?と思うトリルがあってあやしい。
隣の女の子は、ビドロのスネアにテンションが上がって真似してた。
サミュエル~からカタコンベまではかなり飽きてた。
カタコンベの良さがわからぬとは、まだまだ子どもよのう。ふふふ。
休憩時、ロビーで各楽団が自分のところのCDやグッズを売って
いるのを見に行く。読売日響の、パターゴルフでプレゼントが
もらえるというキャンペーンが大人気で、企画の勝利。
2曲目はチャイコフスキーの弦楽セレナーデ。
これ、どんな曲だか思い出せないで行ったんだけど、聞いたとたん
思い出した。これ、昔アンコールで2楽章だけやった(やったというか
聞いてた)。1stバイオリンの人がすごく楽しそうだったのを覚えてる。
さっきも書いたけど弦が大人数で厚みも幅もあり、その見事さゆえか
1楽章終了後に万雷の拍手が。
コンサートとかで音楽を聞いているとき、なぜかすっかり忘れてた
仕事の失敗とか嫌な出来事をふと思い出すことが多いのは
なぜだろう?とか考えていた。何か脳を刺激するのだろうか。
3曲目が1812年。
最後には客席上方左右のテラスに追加の金管隊も出てきて、
すさまじいお祭り騒ぎになる。ただ、乱打される鐘(ちゃんと大きな
ベルの形をしているのがすごい)がスピーカーにつながっていて、
それが私の席のほうを直撃する向きだったのか、キーンと響くのが
やかましくて金管の苦しみに感動しているどころではなかった。
しかしあのバスドラムは一度でいいからやってみたい。楽しそう。
「太鼓の達人」に入れてくれたらいいんじゃないだろうか。
両手でバチを握り締めてひたすらドカーンドカーンとぶちのめす。
アンコールにユーモレスクをやって、これも美しかった。
あと1曲くらい管楽器入りのアンコールがあるかなと期待したけど
なかった。まぁ弦のほうが明らかに練度高かったからしかたない。
オーケストラが退場するときに、みんな周囲の人たちと握手して
いたのがあんまり見ない光景で、よかった。
いっぱいチラシをもらってきたけど、クラシックのコンサートはほんと
どれも高くてなかなか気軽には行けそうにない。
とりあえずラ・フォル・ジュルネ2日目を先行で確保したけど、
計6000円ならまぁ許すか、という気持ち。
3/31は「オーケストラの日」らしく、私はNHKホールにいた。
たまたま見かけた広告が「展覧会の絵」と「1812年」という
私のためのプログラムで、チケットが安かったので飛びついた
のだけど、さすがにS席は売り切れていて2階横のほうのA席。
でも2,000円は激安!
首都圏の11のプロ・オーケストラから団員が集まった今日だけの
特別オーケストラによる演奏会で、指揮は小林研一郎。
5:30の開演に合わせて入場。
N響みたいに、開場後ロビーで室内楽のサービスがあるので。
最初がフルートとハープの二重奏。最初のは「間奏曲」としか
名前が出ず、作曲者もわからないのだけどエスニックな
雰囲気もあってすごくかっこよかった。ハープが全体的に
とても雄弁で、「春の海」もいい雰囲気だった。
次がクラリネット二重奏。「だんだん小さく」という意味の曲で
すごいロングトーン吹きながら客席まで歩いていって握手して
回ったり、クラリネットを分解してどんどん小さくしていき、最後は
リード部分だけになったりするのが観客に大ウケ。
最後がバイオリン×3とコントラバスによる「パッヘルベルのカノン」。
弾いてるところをまともに見たのは初めてで、同じフレーズを
受け渡していく様子は見ているとはっきりわかっておもしろく、
これを作曲するのはちょっと数学みたいだと感心した。
ただ、ラスト何小節かで突然ぐしゃってハラハラした。
席に着くと、隣は中学生と小学生くらいの姉妹で、保護者は見あたらない。
2人とも「のだめ」ファンのようだ。のだめのおかげで日本のオケは
だいぶうるおったんだろうか?
音大生によるファンファーレで幕を開け、演奏会1曲目は
本命の「展覧会の絵」。生で聞くのは久々で、やはりすばらしい。
全部で116人いるとのことで、弦楽器がすごく厚い。
その分木管がちょっと苦しそう。特にフルート……こんなに
1拍目にアクセントついてたっけ?と思うトリルがあってあやしい。
隣の女の子は、ビドロのスネアにテンションが上がって真似してた。
サミュエル~からカタコンベまではかなり飽きてた。
カタコンベの良さがわからぬとは、まだまだ子どもよのう。ふふふ。
休憩時、ロビーで各楽団が自分のところのCDやグッズを売って
いるのを見に行く。読売日響の、パターゴルフでプレゼントが
もらえるというキャンペーンが大人気で、企画の勝利。
2曲目はチャイコフスキーの弦楽セレナーデ。
これ、どんな曲だか思い出せないで行ったんだけど、聞いたとたん
思い出した。これ、昔アンコールで2楽章だけやった(やったというか
聞いてた)。1stバイオリンの人がすごく楽しそうだったのを覚えてる。
さっきも書いたけど弦が大人数で厚みも幅もあり、その見事さゆえか
1楽章終了後に万雷の拍手が。
コンサートとかで音楽を聞いているとき、なぜかすっかり忘れてた
仕事の失敗とか嫌な出来事をふと思い出すことが多いのは
なぜだろう?とか考えていた。何か脳を刺激するのだろうか。
3曲目が1812年。
最後には客席上方左右のテラスに追加の金管隊も出てきて、
すさまじいお祭り騒ぎになる。ただ、乱打される鐘(ちゃんと大きな
ベルの形をしているのがすごい)がスピーカーにつながっていて、
それが私の席のほうを直撃する向きだったのか、キーンと響くのが
やかましくて金管の苦しみに感動しているどころではなかった。
しかしあのバスドラムは一度でいいからやってみたい。楽しそう。
「太鼓の達人」に入れてくれたらいいんじゃないだろうか。
両手でバチを握り締めてひたすらドカーンドカーンとぶちのめす。
アンコールにユーモレスクをやって、これも美しかった。
あと1曲くらい管楽器入りのアンコールがあるかなと期待したけど
なかった。まぁ弦のほうが明らかに練度高かったからしかたない。
オーケストラが退場するときに、みんな周囲の人たちと握手して
いたのがあんまり見ない光景で、よかった。
いっぱいチラシをもらってきたけど、クラシックのコンサートはほんと
どれも高くてなかなか気軽には行けそうにない。
とりあえずラ・フォル・ジュルネ2日目を先行で確保したけど、
計6000円ならまぁ許すか、という気持ち。
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