2月15日の日記
2010年2月15日すごいどうでもいい話。
たまたま図書館に「チーム・バチスタの栄光」があって
読み始め、「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・
ルージュの凱旋」まで来た。
「ナイチンゲール」はかなり典型的な「受賞作家が
急いで二巻目を出さなきゃいけなかった」感じで、
余分な要素が多いと思ったけど、「ジェネラル・
ルージュ」まででひとまとまりしたからまぁいいか。
で、「ナイチンゲール」に、視覚情報を伴う音楽と
いう話が出てきて、幼児とかには時おりこういう聴覚と
視覚が混ざるなどの「共感覚」があるが、成長するにつれ
普通は失われると書いてあった。実際「ラの音は赤い」とか、
数字に色がついてるとか言う人はいるし。
その話で思い出したのが、中学~高校生くらいの時期に
私は音楽を聴きながら同時に映像を思い浮かべるのを
しきりにやっていたということで、今でもブラームス
交響曲第一番四楽章のメインのフレーズを聞くと、
金色と茶色に光り輝く大河のさざ波が思い出される。
歌詞があると引きずられてダメなのでクラシックがメインで、
クラシックの演奏会のときにプログラムの裏に小さい字で
びっしりと見える光景をメモったり、図書館の視聴覚
ブースで「展覧会の絵」のさまざまな演奏者のものを
借りては思い浮かぶ映像を絵に描いたりしていた。
基本的に音楽に合わせて動くとりとめのないモチーフだけど、
ただ単に何もなしで頭の中で想像するよりもずっと
素晴らしい映像が導き出されてくることも多い。
ディズニーの「ファンタジア」からストーリー性を
抜いたような感じか。
自分がそういうことをやっていたというのを、この本を
読むまですっかり忘れていたので、やはり年を取ると
失われる感覚なんだろうか?
大学の時にその集大成として、音楽をそのまま文章に
して本で見せる試みというのを考えていたんだけど、
結局うまくいかなかった、なんてことも思い出した。
せっかく思い出したので、こないだアイリッシュ
ミュージックを聞きながら映像を思い浮かべてみたら、
アイリッシュらしく夜の嵐の中の古城に滴る血だとか、
村の祭りで草原を走る競馬だとか、戦いを前に天幕で
休む中世の兵隊だとか、いろいろ出てきて面白かった。
真剣に音楽だけを聴いてるわけではないので、ある意味
聴き方としては邪道かとも思うけど、まぁ聴き方は自由。
音だけより視覚イメージもあったほうがあとに残る感じ。
というどうでもいい話でした。
たまたま図書館に「チーム・バチスタの栄光」があって
読み始め、「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・
ルージュの凱旋」まで来た。
「ナイチンゲール」はかなり典型的な「受賞作家が
急いで二巻目を出さなきゃいけなかった」感じで、
余分な要素が多いと思ったけど、「ジェネラル・
ルージュ」まででひとまとまりしたからまぁいいか。
で、「ナイチンゲール」に、視覚情報を伴う音楽と
いう話が出てきて、幼児とかには時おりこういう聴覚と
視覚が混ざるなどの「共感覚」があるが、成長するにつれ
普通は失われると書いてあった。実際「ラの音は赤い」とか、
数字に色がついてるとか言う人はいるし。
その話で思い出したのが、中学~高校生くらいの時期に
私は音楽を聴きながら同時に映像を思い浮かべるのを
しきりにやっていたということで、今でもブラームス
交響曲第一番四楽章のメインのフレーズを聞くと、
金色と茶色に光り輝く大河のさざ波が思い出される。
歌詞があると引きずられてダメなのでクラシックがメインで、
クラシックの演奏会のときにプログラムの裏に小さい字で
びっしりと見える光景をメモったり、図書館の視聴覚
ブースで「展覧会の絵」のさまざまな演奏者のものを
借りては思い浮かぶ映像を絵に描いたりしていた。
基本的に音楽に合わせて動くとりとめのないモチーフだけど、
ただ単に何もなしで頭の中で想像するよりもずっと
素晴らしい映像が導き出されてくることも多い。
ディズニーの「ファンタジア」からストーリー性を
抜いたような感じか。
自分がそういうことをやっていたというのを、この本を
読むまですっかり忘れていたので、やはり年を取ると
失われる感覚なんだろうか?
大学の時にその集大成として、音楽をそのまま文章に
して本で見せる試みというのを考えていたんだけど、
結局うまくいかなかった、なんてことも思い出した。
せっかく思い出したので、こないだアイリッシュ
ミュージックを聞きながら映像を思い浮かべてみたら、
アイリッシュらしく夜の嵐の中の古城に滴る血だとか、
村の祭りで草原を走る競馬だとか、戦いを前に天幕で
休む中世の兵隊だとか、いろいろ出てきて面白かった。
真剣に音楽だけを聴いてるわけではないので、ある意味
聴き方としては邪道かとも思うけど、まぁ聴き方は自由。
音だけより視覚イメージもあったほうがあとに残る感じ。
というどうでもいい話でした。
コメント