PT神戸日記3
2006年10月28日●かれかのシールドまとめ
双頭巨人戦は面白い。
1対1とは違うカードが意外な強さを発揮するのがいい。
相談するからゲーム全体での会話が増えて楽しい。
また、相方のフォローがすごくありがたくて新鮮。
私なんか、別に自分でプレイしてるわけでもないのに、
自分の場のクリーチャーに飛んできた除去をNさんが
カウンターしてくれると、理屈抜きでまず「なんて
いい人なんだ!」と感動する(笑)。
2人の実力が違えば違ったで、すごくためになる。
実際、私なら手拍子でこうプレイするのに、と思って
いてもNさんのプレイングは全然違って、それが
あとあと生きてくることがわかるし、刹那で何か
されると嫌だから、胞子カウンターがたまったら先に
苗木トークンは出しておく、なんて確かにその通りだ。
そして上手い人と私の違いは、なんといっても「気づくか
気づかないか」というところが、唯一最大。
私のミスするところは全部「あ、それは気づいてなかった」
というところ。すべてに気づき、なおかつその気づきが
異次元レベルで速いこと、それが上手さだと思った。
ただ、それでもプレイングに正解はないので、
迷うところは私にも相談してもらって決めたり、
私ならこうしますねとか話すことができると、
自分1人でやっているよりずっといろいろ覚えられる。
結論としては、どうもありがとうございました。
また何かの機会があればよろしくお願いします。
●本戦終了後
さっきの5ラウンド目の最中に、本戦のベスト8が決まって
アナウンスされていたが、遠くてよく聞こえなかった。
ラストの1人が「フロムジャパン!」というところだけ
聞こえて、うれしかった。
15ラウンド目の津村君のフィーチャーを途中だけ見て、
相手にオーバーランを撃たれ絶体絶命、というところで
自分の試合が始まってしまったので、その後どうなった
のかずっと気になっていた。しばらく経ってそのテーブル
から拍手が起こったんだけど、観客の表情からだけでは
津村君が勝ったのかどうかわからなくて、2人して
ずっとやきもきしていた。
NさんがKJさんのプレイヤーカードにサインを
もらっていた。裏の写真ばかり褒められるらしい。
タカラのサイトの記事がすごく面白いので、あのキャラで
今後もがんばってくださいと伝えた。
プレイヤーカードがなかなか集まらないんだよねと
いう話になり、会場のバイヤーが旧バージョンのコンプ
セットを売っていたことを、私が思い出す。
さっそくみんなでそのお店を見に行く。
昼は3セットくらいあったんだけど、もう1セットしか
残っていなかった。
お2人に譲ってもらって、私が買った。200円。超お得。
会場ですることがなくなったので、SBJの方々を待つ。
裏のスペースに入れていただき、カバレッジのトップの
文章を最後のまとめとして書いているところを見学した。
真剣な共同作業に感動。
というか、私が彼らのようにいつも文章と真剣に向き合って
いるかどうか、自問させられる。
●夜ご飯
SBJの方々の仕事が終わり、ホテルに荷物を置いて
お揃いの黒いシャツを私服に着替えるのを待つ。
その後、タクシー2台に分乗して三宮へ。
サウナのそばの「なきぼくろ」という創作料理屋に
行ってコースを頼み、追加でお肉とか海老とか食べる。
どれもすごく美味しかった。
慶太さんが着ていた鮮やかなオレンジのパーカー、
バーバリーなのかな? チェックにファーのついた
フードがめちゃめちゃ可愛かった。
津村君や友晴君のような、自制と自省、向上心と恒常心
(そんな言葉はないか)をもつ若者が勝ち残ったことは
とても素晴らしい、とみんなで言い合っていた。
彼らは取材慣れしてきて、感覚だけではなく「なぜ
こうなのか」という理由を話してくれるし、聞きたい
ことをわかってくれていて、とても取材しやすいらしい。
「ランダムガイ」という用語があるらしい。
「誰でも一緒」的な雑魚プレイヤーという意味らしいが、
さらにその下があって、「A Guy」というそうだ。
なんだか水陸両用っぽくて強そうだ。
なんかいろいろ面白い話が聞けたんだけど、眠くて
あまり覚えていない。ああもったいない。
タクシーで帰り、途中でパールシティホテルに私だけ
ドロップしてもらい、シャワー浴びて2時半ごろ就寝。
ちなみにSBJの人たちはこのあとドラフトをしたらしい。
◆10月22日(日)
●決勝ドラフト
10時起床、10:45会場入り。
フィーチャーエリアが世界選手権のときのように
完全隔離されていたら嫌だなと思っていたんだけど、
そんなことはなかった。
しかし、遠すぎてドラフトは全然見えない。
もちろん、中継の大画面で、真木さんと格さんの解説を
聞きながら見ればいいんだけど、それって家でネット
見てるのと同じ感覚なんだよね。
やっぱり、よく見えなくてもいいから、その場にいたい。
ドラフト円卓の周りにいるのは、プレイヤー8人、
読み上げジャッジ1人、ピック書き留めジャッジ4人、
ピック書き留めライター4人、SBJ4人、TVカメラ2台
(それぞれにカメラマンとアシスタント)、
日米のカメラマン2人。ぎっしり。
ドラフト終了後、津村君は「うはーやっちゃったー」
というような顔をしている。
BDMに「デッキはA,B,Cのどれ?」と聞かれて「D!」
と答えていた。
ちなみに友晴君は「Bかな?」と言っていた。
●決勝ラウンド
準々決勝がスタートするが、SBJは席がなく、手書きで
立って取材しないといけないのがちょっと気の毒だった。
アメリカのライターさんも、低い椅子にPCを置いて、
膝くらいの高さで打っているのでちょっと大変そう。
決勝ラウンドはカメラ映りがもっとも重視されるから
しかたないんだけど。
それにしては、スリーブ全部かけっぱなしだったな。
マジック公式スリーブだったらかまわないのか?
フィーチャーエリアの外側で試合が始まるのを待って
いたら、アメリカのライターさんが私の牛柄肩掛け
鞄を見て、「So cool!」と褒めてくれた。
準決勝まで残ったブラジルのプレイヤーは、袖に
「イタリア」と書いてある服を着ているのが気になった。
準々決勝で津村君を破ったフランスのプレイヤーは
お洒落だよね。私の好みではないけど。
ゲームの内容については、カバレッジなりビデオなりを
見てもらえばいいので特に書かない。
友晴戦の、3戦目でトリスケラバスを叩き付けた
瞬間と、対戦相手が頬を叩いたシーンは良かったな。
津村君は《天界の十字軍》で流れを引き寄せたように
見えたが結局力及ばず、鈴木君も負けてしまい、
すべてが友晴君の5戦目にかかったときは、このまま
この逆境を乗り越えて優勝まで突き進むストーリーが
見えたんだけど、駄目だった。しょんぼり。
帰る時間を気にしながら決勝ラウンドを見るのが
嫌だったから、月曜の朝に帰るプランにしたのに、
このあと見るものがなくなっちゃったよ!
とこぼしていたら、津村君に謝られた(笑)
双頭巨人戦は面白い。
1対1とは違うカードが意外な強さを発揮するのがいい。
相談するからゲーム全体での会話が増えて楽しい。
また、相方のフォローがすごくありがたくて新鮮。
私なんか、別に自分でプレイしてるわけでもないのに、
自分の場のクリーチャーに飛んできた除去をNさんが
カウンターしてくれると、理屈抜きでまず「なんて
いい人なんだ!」と感動する(笑)。
2人の実力が違えば違ったで、すごくためになる。
実際、私なら手拍子でこうプレイするのに、と思って
いてもNさんのプレイングは全然違って、それが
あとあと生きてくることがわかるし、刹那で何か
されると嫌だから、胞子カウンターがたまったら先に
苗木トークンは出しておく、なんて確かにその通りだ。
そして上手い人と私の違いは、なんといっても「気づくか
気づかないか」というところが、唯一最大。
私のミスするところは全部「あ、それは気づいてなかった」
というところ。すべてに気づき、なおかつその気づきが
異次元レベルで速いこと、それが上手さだと思った。
ただ、それでもプレイングに正解はないので、
迷うところは私にも相談してもらって決めたり、
私ならこうしますねとか話すことができると、
自分1人でやっているよりずっといろいろ覚えられる。
結論としては、どうもありがとうございました。
また何かの機会があればよろしくお願いします。
●本戦終了後
さっきの5ラウンド目の最中に、本戦のベスト8が決まって
アナウンスされていたが、遠くてよく聞こえなかった。
ラストの1人が「フロムジャパン!」というところだけ
聞こえて、うれしかった。
15ラウンド目の津村君のフィーチャーを途中だけ見て、
相手にオーバーランを撃たれ絶体絶命、というところで
自分の試合が始まってしまったので、その後どうなった
のかずっと気になっていた。しばらく経ってそのテーブル
から拍手が起こったんだけど、観客の表情からだけでは
津村君が勝ったのかどうかわからなくて、2人して
ずっとやきもきしていた。
NさんがKJさんのプレイヤーカードにサインを
もらっていた。裏の写真ばかり褒められるらしい。
タカラのサイトの記事がすごく面白いので、あのキャラで
今後もがんばってくださいと伝えた。
プレイヤーカードがなかなか集まらないんだよねと
いう話になり、会場のバイヤーが旧バージョンのコンプ
セットを売っていたことを、私が思い出す。
さっそくみんなでそのお店を見に行く。
昼は3セットくらいあったんだけど、もう1セットしか
残っていなかった。
お2人に譲ってもらって、私が買った。200円。超お得。
会場ですることがなくなったので、SBJの方々を待つ。
裏のスペースに入れていただき、カバレッジのトップの
文章を最後のまとめとして書いているところを見学した。
真剣な共同作業に感動。
というか、私が彼らのようにいつも文章と真剣に向き合って
いるかどうか、自問させられる。
●夜ご飯
SBJの方々の仕事が終わり、ホテルに荷物を置いて
お揃いの黒いシャツを私服に着替えるのを待つ。
その後、タクシー2台に分乗して三宮へ。
サウナのそばの「なきぼくろ」という創作料理屋に
行ってコースを頼み、追加でお肉とか海老とか食べる。
どれもすごく美味しかった。
慶太さんが着ていた鮮やかなオレンジのパーカー、
バーバリーなのかな? チェックにファーのついた
フードがめちゃめちゃ可愛かった。
津村君や友晴君のような、自制と自省、向上心と恒常心
(そんな言葉はないか)をもつ若者が勝ち残ったことは
とても素晴らしい、とみんなで言い合っていた。
彼らは取材慣れしてきて、感覚だけではなく「なぜ
こうなのか」という理由を話してくれるし、聞きたい
ことをわかってくれていて、とても取材しやすいらしい。
「ランダムガイ」という用語があるらしい。
「誰でも一緒」的な雑魚プレイヤーという意味らしいが、
さらにその下があって、「A Guy」というそうだ。
なんだか水陸両用っぽくて強そうだ。
なんかいろいろ面白い話が聞けたんだけど、眠くて
あまり覚えていない。ああもったいない。
タクシーで帰り、途中でパールシティホテルに私だけ
ドロップしてもらい、シャワー浴びて2時半ごろ就寝。
ちなみにSBJの人たちはこのあとドラフトをしたらしい。
◆10月22日(日)
●決勝ドラフト
10時起床、10:45会場入り。
フィーチャーエリアが世界選手権のときのように
完全隔離されていたら嫌だなと思っていたんだけど、
そんなことはなかった。
しかし、遠すぎてドラフトは全然見えない。
もちろん、中継の大画面で、真木さんと格さんの解説を
聞きながら見ればいいんだけど、それって家でネット
見てるのと同じ感覚なんだよね。
やっぱり、よく見えなくてもいいから、その場にいたい。
ドラフト円卓の周りにいるのは、プレイヤー8人、
読み上げジャッジ1人、ピック書き留めジャッジ4人、
ピック書き留めライター4人、SBJ4人、TVカメラ2台
(それぞれにカメラマンとアシスタント)、
日米のカメラマン2人。ぎっしり。
ドラフト終了後、津村君は「うはーやっちゃったー」
というような顔をしている。
BDMに「デッキはA,B,Cのどれ?」と聞かれて「D!」
と答えていた。
ちなみに友晴君は「Bかな?」と言っていた。
●決勝ラウンド
準々決勝がスタートするが、SBJは席がなく、手書きで
立って取材しないといけないのがちょっと気の毒だった。
アメリカのライターさんも、低い椅子にPCを置いて、
膝くらいの高さで打っているのでちょっと大変そう。
決勝ラウンドはカメラ映りがもっとも重視されるから
しかたないんだけど。
それにしては、スリーブ全部かけっぱなしだったな。
マジック公式スリーブだったらかまわないのか?
フィーチャーエリアの外側で試合が始まるのを待って
いたら、アメリカのライターさんが私の牛柄肩掛け
鞄を見て、「So cool!」と褒めてくれた。
準決勝まで残ったブラジルのプレイヤーは、袖に
「イタリア」と書いてある服を着ているのが気になった。
準々決勝で津村君を破ったフランスのプレイヤーは
お洒落だよね。私の好みではないけど。
ゲームの内容については、カバレッジなりビデオなりを
見てもらえばいいので特に書かない。
友晴戦の、3戦目でトリスケラバスを叩き付けた
瞬間と、対戦相手が頬を叩いたシーンは良かったな。
津村君は《天界の十字軍》で流れを引き寄せたように
見えたが結局力及ばず、鈴木君も負けてしまい、
すべてが友晴君の5戦目にかかったときは、このまま
この逆境を乗り越えて優勝まで突き進むストーリーが
見えたんだけど、駄目だった。しょんぼり。
帰る時間を気にしながら決勝ラウンドを見るのが
嫌だったから、月曜の朝に帰るプランにしたのに、
このあと見るものがなくなっちゃったよ!
とこぼしていたら、津村君に謝られた(笑)
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