PT神戸日記2
2006年10月28日●メインイベント
さて、いよいよ今日の目的である男女ペア双頭巨人戦、
通称「かれかのシールド」の受付時間になる。
最初、Mさんに声をかけていたんだけど、PTQで勝って
いるというので、そのへんで暇そうにしていたレベル6
魔法使いをリクルートしてみる。
いつも思うけど、このレベル6魔法使い(Nさん)は
ウィザーズにお金をもらって世界各地のイベントに行き、
あちこち観光をしているのが本当にうらやましい。
アテネではアクロポリスなどの遺跡を回ったという。
チーム数は意外と多く、15チームも集まった。
確か女性限定トーナメントだと最大でも12人くらいだった。
まずパックチェックがあり、デッキ構築して、5回戦。
その後トップ4チームがシングルエリミネーション2回戦
という長丁場のスケジュールを聞いてびっくりする。
おいおい、そんなに本格的にやるのか!
デッキチェックは二人がかりでさくっとすませ、
デッキ構築。まず弱い白を切り、赤は火力は多いけど
それ以外はいまいち。緑と黒が強く、茸デッキが
組めそうだったのでそれを私が引き受け、茸で守って
渡りクリーチャーで削る、というデッキを作る。
Nさんは青をメインに赤を加えたコントロールデッキ。
爆発的なカードはないが、除去が多くけっこう強そう。
構築の際、向かいにいたチームがI夫妻で、それぞれ
ハロウィーンの仮装をしていた。特にTさんの
マニキュアはクモやコウモリなど、たいへん凝っていた。
構築もさくっと終わったので(ツーヘッドのデッキ構築
時間って1時間くらいあるよね?)、本戦を見に戻る。
本戦の動向もすごく気になるんだけど、サイドイベントに
出ているとなかなか状況がわからないのがつらい。
ツーヘッドで注意すべきこと
・先攻はAプレイヤーのドローがない。
先攻の有利さがあまりないので後攻のほうが良さそう?
・各プレイヤーを対象にするカードは効果が2倍。
ライフ2点吸うスペルシェイパーはメチャメチャ強い。
逆に《鏡の大魔道師》は弱くなる、はず。
・時間切れ後、追加ターンは3ターンしかない。
これを知らなくてすごく焦った。
・筆記でのコミュニケーションは禁止。
日本語で相談していても海外のプレイヤーには理解
できないが、相手の英語の相談は聞き取れるので、
日本人には有利なフォーマットだ。
・気を抜くと引き分ける。
ライフ40点を削りきらないといけないし、相談も
お互いするので絶対に長びく。意識的に速くプレイ
する必要がある。
●1ラウンド目 勝ち
基本的にプレイングはNさんに任せ、私はドローして
土地だけ置くけど、呪文を使う際は「これでいいですか」
と確認して使ったり、あるいは「これを出してエンド
してください」と言われその通りやるだけの操り人形。
もともとそのつもりでリクルートしたので。
相手のマナがないスキにこちらのクリーチャーに
《新緑の抱擁》がついて、量産される苗木トークンを
黒サリッドで投げまくって勝ち。これはひどい。
●2ラウンド目 負け
相手のデッキがなかなか強く、ヤヤ・バラードやらに
対処するので精一杯という感じだった。
また、1/3をぶどう弾で殺すために蜘蛛で攻撃に行った
返しに5点くらったことと、3/1の渡りをみすみす
ノスリと相撃ちにしたことの2つを、ミスだったと
あとでNさんが言っていた。
そういわれればそんなものかなという気もするが、
私はそのときはそれでいいと信じ込んでいた。
●3ラウンド目 勝ち
楽しくゲームを始めるが、こちらが容赦なく6/6海蛇で
殴り続けるので、相手がだんだん無口になっていった。
相手「よし、プランAでいこう」
私「プランBやプランCもあるんですか」
N「そのプランも知りたい」
私「どれがいいかこちらからご提案しますよ」
●4ラウンド目 負け
《緑探し》を互いに出し合い、こちらには除去があったので
相手のほうだけ除去する。そのとき、Nさんが「あいつの
ことをどう思います?」と訊いてきて、私は全然これを
使ったことがなかったので、「別に好きでも嫌いでも
ないです」と答えたが、こいつは生かしておくと良くない。
私のほうの《緑探し》は毎ターンライブラリーを圧縮し、
最終的にライブラリーの土地がなくなるところまでいった。
しかし、そこまで圧縮しても除去を全然引けず、
ライフを吸う黒のスペルシェイパーに負けた。
ただ、ここでスタンディングとペアリングを見てみたら、
勝てばまだベスト4の目があるということなので
5ラウンド目まで頑張る。
●5ラウンド目
向こうのBプレイヤーさんが初手4枚から
スタートしたが、私のほうも土地事故ってモタモタ。
土地2枚と、色の違う軽いスペルがある手札のとき
私もNさんもけっこう始めてしまうほうで、だいたい
最初のドローで色の違う土地を引くのがパターン
なのだが、今回はうまくいかなかった。
あと、Aプレイヤーどうしが話しているときに、
Bプレイヤーさんから私の4/4ファンガスに除去が
飛んできて、そのまま死んでいたことがあったんだけど、
Nさんがそれに気づいてなく、「助けられたのに!」
と焦るも、巻き戻せなかったということがあった。
戦力が拮抗していて、時間切れになってしまう。
追加3ターンと言われてびっくりする我々。
当たり前のように5ターンだと思っていて、それなら
削りきれるのだが、3ターンだとあと1回しか殴れない。
どんなにがんばっても1点足りない!
これじゃベスト4は無理だーと残念がっていたら
(わりと2人とも本気で賞品を狙っていたらしい)、
「さっきの巻き戻しの件もありますし、譲りますよ」
と言っていただく。かたじけない。
しかし、最終的に3-2では足りず、5位。3-1-1だったら
ベスト4確定だった。賞品6パックをもらったが、私は
今カードを集めていないので全部あげて、デッキも
渡して、身軽になった。
決勝はツーヘッドドラフトらしい、という噂があったが
さすがに時間がないので普通にそのままシールド戦。
さて、いよいよ今日の目的である男女ペア双頭巨人戦、
通称「かれかのシールド」の受付時間になる。
最初、Mさんに声をかけていたんだけど、PTQで勝って
いるというので、そのへんで暇そうにしていたレベル6
魔法使いをリクルートしてみる。
いつも思うけど、このレベル6魔法使い(Nさん)は
ウィザーズにお金をもらって世界各地のイベントに行き、
あちこち観光をしているのが本当にうらやましい。
アテネではアクロポリスなどの遺跡を回ったという。
チーム数は意外と多く、15チームも集まった。
確か女性限定トーナメントだと最大でも12人くらいだった。
まずパックチェックがあり、デッキ構築して、5回戦。
その後トップ4チームがシングルエリミネーション2回戦
という長丁場のスケジュールを聞いてびっくりする。
おいおい、そんなに本格的にやるのか!
デッキチェックは二人がかりでさくっとすませ、
デッキ構築。まず弱い白を切り、赤は火力は多いけど
それ以外はいまいち。緑と黒が強く、茸デッキが
組めそうだったのでそれを私が引き受け、茸で守って
渡りクリーチャーで削る、というデッキを作る。
Nさんは青をメインに赤を加えたコントロールデッキ。
爆発的なカードはないが、除去が多くけっこう強そう。
構築の際、向かいにいたチームがI夫妻で、それぞれ
ハロウィーンの仮装をしていた。特にTさんの
マニキュアはクモやコウモリなど、たいへん凝っていた。
構築もさくっと終わったので(ツーヘッドのデッキ構築
時間って1時間くらいあるよね?)、本戦を見に戻る。
本戦の動向もすごく気になるんだけど、サイドイベントに
出ているとなかなか状況がわからないのがつらい。
ツーヘッドで注意すべきこと
・先攻はAプレイヤーのドローがない。
先攻の有利さがあまりないので後攻のほうが良さそう?
・各プレイヤーを対象にするカードは効果が2倍。
ライフ2点吸うスペルシェイパーはメチャメチャ強い。
逆に《鏡の大魔道師》は弱くなる、はず。
・時間切れ後、追加ターンは3ターンしかない。
これを知らなくてすごく焦った。
・筆記でのコミュニケーションは禁止。
日本語で相談していても海外のプレイヤーには理解
できないが、相手の英語の相談は聞き取れるので、
日本人には有利なフォーマットだ。
・気を抜くと引き分ける。
ライフ40点を削りきらないといけないし、相談も
お互いするので絶対に長びく。意識的に速くプレイ
する必要がある。
●1ラウンド目 勝ち
基本的にプレイングはNさんに任せ、私はドローして
土地だけ置くけど、呪文を使う際は「これでいいですか」
と確認して使ったり、あるいは「これを出してエンド
してください」と言われその通りやるだけの操り人形。
もともとそのつもりでリクルートしたので。
相手のマナがないスキにこちらのクリーチャーに
《新緑の抱擁》がついて、量産される苗木トークンを
黒サリッドで投げまくって勝ち。これはひどい。
●2ラウンド目 負け
相手のデッキがなかなか強く、ヤヤ・バラードやらに
対処するので精一杯という感じだった。
また、1/3をぶどう弾で殺すために蜘蛛で攻撃に行った
返しに5点くらったことと、3/1の渡りをみすみす
ノスリと相撃ちにしたことの2つを、ミスだったと
あとでNさんが言っていた。
そういわれればそんなものかなという気もするが、
私はそのときはそれでいいと信じ込んでいた。
●3ラウンド目 勝ち
楽しくゲームを始めるが、こちらが容赦なく6/6海蛇で
殴り続けるので、相手がだんだん無口になっていった。
相手「よし、プランAでいこう」
私「プランBやプランCもあるんですか」
N「そのプランも知りたい」
私「どれがいいかこちらからご提案しますよ」
●4ラウンド目 負け
《緑探し》を互いに出し合い、こちらには除去があったので
相手のほうだけ除去する。そのとき、Nさんが「あいつの
ことをどう思います?」と訊いてきて、私は全然これを
使ったことがなかったので、「別に好きでも嫌いでも
ないです」と答えたが、こいつは生かしておくと良くない。
私のほうの《緑探し》は毎ターンライブラリーを圧縮し、
最終的にライブラリーの土地がなくなるところまでいった。
しかし、そこまで圧縮しても除去を全然引けず、
ライフを吸う黒のスペルシェイパーに負けた。
ただ、ここでスタンディングとペアリングを見てみたら、
勝てばまだベスト4の目があるということなので
5ラウンド目まで頑張る。
●5ラウンド目
向こうのBプレイヤーさんが初手4枚から
スタートしたが、私のほうも土地事故ってモタモタ。
土地2枚と、色の違う軽いスペルがある手札のとき
私もNさんもけっこう始めてしまうほうで、だいたい
最初のドローで色の違う土地を引くのがパターン
なのだが、今回はうまくいかなかった。
あと、Aプレイヤーどうしが話しているときに、
Bプレイヤーさんから私の4/4ファンガスに除去が
飛んできて、そのまま死んでいたことがあったんだけど、
Nさんがそれに気づいてなく、「助けられたのに!」
と焦るも、巻き戻せなかったということがあった。
戦力が拮抗していて、時間切れになってしまう。
追加3ターンと言われてびっくりする我々。
当たり前のように5ターンだと思っていて、それなら
削りきれるのだが、3ターンだとあと1回しか殴れない。
どんなにがんばっても1点足りない!
これじゃベスト4は無理だーと残念がっていたら
(わりと2人とも本気で賞品を狙っていたらしい)、
「さっきの巻き戻しの件もありますし、譲りますよ」
と言っていただく。かたじけない。
しかし、最終的に3-2では足りず、5位。3-1-1だったら
ベスト4確定だった。賞品6パックをもらったが、私は
今カードを集めていないので全部あげて、デッキも
渡して、身軽になった。
決勝はツーヘッドドラフトらしい、という噂があったが
さすがに時間がないので普通にそのままシールド戦。
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