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アラスカ旅行記その1
2006年1月4日
年末年始の休みを使い、母親と2人アラスカへ
オーロラを見に行ってきました。
12/29〜1/3の6日間です。
結論から言えば、オーロラは一応見られたんですが、
「オーロラ……なのか?」というような非常に暗い
ものしか見られず、また楽しみにしていたアンカレジの
博物館も臨時休業と、何しに行ってきたんだか
微妙によくわからないような感じの旅行では
ありましたが、いい経験になりました。
以下は詳細の日記です。
●アラスカ旅行1日目(12/29)
朝9:25に家を出、日暮里から京成線で成田へ。
出国ラッシュのはずだが、空港はすいていた。
送っておいたスーツケースを受け取る(往復3000円)。
チェックインカウンターで荷物を開けチェックを受ける。
文庫本をいちいちめくられたり、デジカメの電源を
入れるように要求されたりする。
フィルムは透明ビニール袋に入れ手持ちで検査を通過。
思ったよりずっとスムーズに進んだので、朝コンビニで
買っておいたおにぎりを食べて待つ。
成田発シアトル行きのノースウエスト航空で、
座席は2-4-2のうち真ん中の2席。窮屈だった。
左にはDSで脳力トレーニングをやっている日本人男性。
15時ごろ離陸して、日本時間で23時ごろ(現地時間で
29日の朝6時ごろ)にシアトルに到着。
その間、たぶん4時間くらいは座席備え付けの画面で
「BEJEWELED」というゲームをやっていた。
宝石を二つひっくり返して三つ並べて消して落として
連鎖で消せば高得点という非常に単純なゲーム。
http://www.popcap.com/launchpage.php?theGame=bejeweled.php&src=gamestack
これに異常にハマってしまって、やめられなかった。
上海もあったけど、マウスじゃないとやりづらい。
こういう個人用画面つきの飛行機に乗るのは初めてで、
映画もいろいろ選んで見ることができてうれしかった。
ブラザーズ・グリムなど新しめのものもあった。
英語版の「ファインディング・ニモ」を見た。
お子様向けとバカにしていたらかなりおもしろかった。
ぷかっと浮いたニモを見つけた父親の表情が泣けた。
隣の人が日本語吹替版で見ていたが、やり方がわからず
必死に台詞をニュアンスでつかみながら見た。
音楽もいろいろあり、ディープ・パープルから
ダブルネックバイオリンの前バロック調の曲から
ジャニーズからスターウォーズのサントラまで、
アルバムが丸ごと入っているのが多く揃っていた。
ただ、機内のヘッドホンだとよく聞こえない。
ノイズキャンセルヘッドホンを自前で持ち込まないと。
最初に飲み物とプレッツェルが出てから、
日本時間で17時すぎごろにディナーが出た。
ビーフカレーorチキンヌードルの選択は迷わずチキン。
アメリカ牛は恐ろしそう……
そのほかサラダと冷たい鳥のから揚げにパンとケーキ。
夜中にズッシリべとべとした黒いケーキが出たが食べず、
最後に朝食としてクロワッサンのサンドイッチに果物、
ブルガリアのブルーベリーヨーグルトが出た。
シアトルに着き、アンカレジ行きの飛行機に乗り換え。
入国カウンターで左右人差し指の指紋と写真を撮られる。
再び荷物チェックがあり、手持ちのフィルムを「ハンド
チェック、プリーズ」と言って渡したら「ASA400なら
大丈夫だ」とか言われてX線にかけられそうになり、
思わず「ええっ」と声をあげたら、嫌そうな顔をして
手検査に回してくれた。
フィルムのケースを1つずつ開けて見るので時間がかかる。
日本人グループでまとまって移動し、シャトルバスに
乗ってアラスカン・エアウェイズのターミナルへ。
道中、バーガーキングやシアトルズベストコーヒー、
ピザハットなど見慣れた店がたくさんあった。
シアトルを朝8時ごろ出てアンカレジに11時ごろ着くと
いうことだが、私の腕時計で11時になっても着かない。
12時になって着いたので、途中に時差が1時間あった
ということがわかる。
アンカレジは日本より計18時間遅れていることになる。
アラスカン・エアウェイズは小さい3-3の飛行機で、
尾翼にエスキモーらしき人の顔が大きく描いてある。
誰か偉人なんだろうけれども、誰だろう。
ビジネスクラスとエコノミーの間の仕切りに落ち着いた
色のパッチワークの布がかけてあるのがそれらしかった。
スチュワーデスとスチュワードが1人ずついて、
ノースウエストと違って愛想が良く、親切。
朝ごはんとして朝マックみたいなサンドが出る。
ハムエッグマフィンみたいな感じで温かい。
席は窓際だったが、外の景色はずっと雲ばかり。
通路側にいた大男の白人は荷物の上げ下げとかを
手伝ってくれた。
アンカレジ空港に降り立つ寸前、凍った河から凍って
いない海へとつながる境目の模様と、はるかな雪の
山脈が眼下に見えた。
アンカレジ空港で乗り継ぎが2時間あったので、
本屋を見る。映画のフェアでナルニア関連の本が
たくさん並んでいた。映画の画面を絵に起こした
絵本や塗り絵。あと7冊を年代順に並べなおして
まとめて1冊に収録したペーパーバックもあった。
土産屋ではクマ帽子や「Bear’s Bress」なるすごい
イラストのミント缶、アザラシの牙の精巧な彫り物、
エスキモーのブランケットトス針刺しなどが目立った。
あとは待合室で横になって寝ていた。
アンカレジからフェアバンクスまでの飛行機も
さっきと同じ3-3のアラスカン・エアウェイズで、
これは1時間しかかからない。
飲み物とハニーローストピーナツだけが出た。
窓の外はどこまでもどこまでも人跡未踏の荒野に
蛇行する凍った河に真っ白な峰々と、荒涼たる
すばらしい景色だったのだが、このときだけたまたま
鼻の調子が悪く耳の息抜きがうまくいかなくて、左鼓膜の
すさまじい激痛に耐えており景色どころではなかった。
フェアバンクス空港の周りには、トウヒとネコヤナギと
思われる二種類の木しか見つけられなかった。
到着したのは現地時間で14時半ごろだったが、
外はすっかり夕焼け空だった。
北の果てなので、白夜でこそないが、日の出が10時半ごろ。
日の入りが15時半ごろで、その間はずっと夕焼けの
ような明るさの空だった。
フェアバンクスの空港には巨大なクマやムースの剥製と
トロフィーがたくさん展示してあった。
空港で出迎えのバンに乗り換え、巨大スーパーや
ホームセンター、ファミレスの並ぶ郊外型商店街
(空港通り)を過ぎて、ダウンタウンのホテルへ。
ウェストマーク・ホテルといってわりと高級らしい。
ガイドさんの諸注意ののち、夜のオーロラ鑑賞用に
防寒着と靴を借りる。ずっしり重い。
(続きます)
オーロラを見に行ってきました。
12/29〜1/3の6日間です。
結論から言えば、オーロラは一応見られたんですが、
「オーロラ……なのか?」というような非常に暗い
ものしか見られず、また楽しみにしていたアンカレジの
博物館も臨時休業と、何しに行ってきたんだか
微妙によくわからないような感じの旅行では
ありましたが、いい経験になりました。
以下は詳細の日記です。
●アラスカ旅行1日目(12/29)
朝9:25に家を出、日暮里から京成線で成田へ。
出国ラッシュのはずだが、空港はすいていた。
送っておいたスーツケースを受け取る(往復3000円)。
チェックインカウンターで荷物を開けチェックを受ける。
文庫本をいちいちめくられたり、デジカメの電源を
入れるように要求されたりする。
フィルムは透明ビニール袋に入れ手持ちで検査を通過。
思ったよりずっとスムーズに進んだので、朝コンビニで
買っておいたおにぎりを食べて待つ。
成田発シアトル行きのノースウエスト航空で、
座席は2-4-2のうち真ん中の2席。窮屈だった。
左にはDSで脳力トレーニングをやっている日本人男性。
15時ごろ離陸して、日本時間で23時ごろ(現地時間で
29日の朝6時ごろ)にシアトルに到着。
その間、たぶん4時間くらいは座席備え付けの画面で
「BEJEWELED」というゲームをやっていた。
宝石を二つひっくり返して三つ並べて消して落として
連鎖で消せば高得点という非常に単純なゲーム。
http://www.popcap.com/launchpage.php?theGame=bejeweled.php&src=gamestack
これに異常にハマってしまって、やめられなかった。
上海もあったけど、マウスじゃないとやりづらい。
こういう個人用画面つきの飛行機に乗るのは初めてで、
映画もいろいろ選んで見ることができてうれしかった。
ブラザーズ・グリムなど新しめのものもあった。
英語版の「ファインディング・ニモ」を見た。
お子様向けとバカにしていたらかなりおもしろかった。
ぷかっと浮いたニモを見つけた父親の表情が泣けた。
隣の人が日本語吹替版で見ていたが、やり方がわからず
必死に台詞をニュアンスでつかみながら見た。
音楽もいろいろあり、ディープ・パープルから
ダブルネックバイオリンの前バロック調の曲から
ジャニーズからスターウォーズのサントラまで、
アルバムが丸ごと入っているのが多く揃っていた。
ただ、機内のヘッドホンだとよく聞こえない。
ノイズキャンセルヘッドホンを自前で持ち込まないと。
最初に飲み物とプレッツェルが出てから、
日本時間で17時すぎごろにディナーが出た。
ビーフカレーorチキンヌードルの選択は迷わずチキン。
アメリカ牛は恐ろしそう……
そのほかサラダと冷たい鳥のから揚げにパンとケーキ。
夜中にズッシリべとべとした黒いケーキが出たが食べず、
最後に朝食としてクロワッサンのサンドイッチに果物、
ブルガリアのブルーベリーヨーグルトが出た。
シアトルに着き、アンカレジ行きの飛行機に乗り換え。
入国カウンターで左右人差し指の指紋と写真を撮られる。
再び荷物チェックがあり、手持ちのフィルムを「ハンド
チェック、プリーズ」と言って渡したら「ASA400なら
大丈夫だ」とか言われてX線にかけられそうになり、
思わず「ええっ」と声をあげたら、嫌そうな顔をして
手検査に回してくれた。
フィルムのケースを1つずつ開けて見るので時間がかかる。
日本人グループでまとまって移動し、シャトルバスに
乗ってアラスカン・エアウェイズのターミナルへ。
道中、バーガーキングやシアトルズベストコーヒー、
ピザハットなど見慣れた店がたくさんあった。
シアトルを朝8時ごろ出てアンカレジに11時ごろ着くと
いうことだが、私の腕時計で11時になっても着かない。
12時になって着いたので、途中に時差が1時間あった
ということがわかる。
アンカレジは日本より計18時間遅れていることになる。
アラスカン・エアウェイズは小さい3-3の飛行機で、
尾翼にエスキモーらしき人の顔が大きく描いてある。
誰か偉人なんだろうけれども、誰だろう。
ビジネスクラスとエコノミーの間の仕切りに落ち着いた
色のパッチワークの布がかけてあるのがそれらしかった。
スチュワーデスとスチュワードが1人ずついて、
ノースウエストと違って愛想が良く、親切。
朝ごはんとして朝マックみたいなサンドが出る。
ハムエッグマフィンみたいな感じで温かい。
席は窓際だったが、外の景色はずっと雲ばかり。
通路側にいた大男の白人は荷物の上げ下げとかを
手伝ってくれた。
アンカレジ空港に降り立つ寸前、凍った河から凍って
いない海へとつながる境目の模様と、はるかな雪の
山脈が眼下に見えた。
アンカレジ空港で乗り継ぎが2時間あったので、
本屋を見る。映画のフェアでナルニア関連の本が
たくさん並んでいた。映画の画面を絵に起こした
絵本や塗り絵。あと7冊を年代順に並べなおして
まとめて1冊に収録したペーパーバックもあった。
土産屋ではクマ帽子や「Bear’s Bress」なるすごい
イラストのミント缶、アザラシの牙の精巧な彫り物、
エスキモーのブランケットトス針刺しなどが目立った。
あとは待合室で横になって寝ていた。
アンカレジからフェアバンクスまでの飛行機も
さっきと同じ3-3のアラスカン・エアウェイズで、
これは1時間しかかからない。
飲み物とハニーローストピーナツだけが出た。
窓の外はどこまでもどこまでも人跡未踏の荒野に
蛇行する凍った河に真っ白な峰々と、荒涼たる
すばらしい景色だったのだが、このときだけたまたま
鼻の調子が悪く耳の息抜きがうまくいかなくて、左鼓膜の
すさまじい激痛に耐えており景色どころではなかった。
フェアバンクス空港の周りには、トウヒとネコヤナギと
思われる二種類の木しか見つけられなかった。
到着したのは現地時間で14時半ごろだったが、
外はすっかり夕焼け空だった。
北の果てなので、白夜でこそないが、日の出が10時半ごろ。
日の入りが15時半ごろで、その間はずっと夕焼けの
ような明るさの空だった。
フェアバンクスの空港には巨大なクマやムースの剥製と
トロフィーがたくさん展示してあった。
空港で出迎えのバンに乗り換え、巨大スーパーや
ホームセンター、ファミレスの並ぶ郊外型商店街
(空港通り)を過ぎて、ダウンタウンのホテルへ。
ウェストマーク・ホテルといってわりと高級らしい。
ガイドさんの諸注意ののち、夜のオーロラ鑑賞用に
防寒着と靴を借りる。ずっしり重い。
(続きます)
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