帰宅

2004年9月7日
帰ってきましたよ、
湿気と漢字と歴史と……ええと、無印良品の日本に。
ともかくこの湿気はかなりありえません。ここはプールか!

新宿の雑踏と会社の雰囲気が、引き潮のように半日前の
サンフランシスコの風景を急速に洗い流していきますが、
会場へ行く途中の急な下り階段を「今日はどんなドラマが
生まれるかしら」とわくわくしながら降りていくときの
気分は一生忘れないでしょう。
なんかこっぱずかしい文になっちゃったけどまあそれくらい
今回の経験は感動したってことです。

英語は、普通の人は英語教師みたいに辛抱強く私が喋るのを
待ってはくれないので、結局単語を連呼するだけになって
しまいほとんどまともに話しませんでしたが、学校に通って
いなかったらまず間違いなく相手の言ってることも全然
聞き取れなかったはずなので、それに関しては30万近く投資
した価値はあったと思います。ただ、ヒアリングだけなら
こんなに金をかけなくても練習できるんで今後も続けます。

来年の世界選手権は横浜なので、そのときには外国人の
プレイヤーに日本はいい国だと思って帰ってもらいたいと
思いました。通訳がわりに使ってもらえるよう頑張ります。

下の日記を書いたあと急いで絵葉書を何通か書いて荷造りし、
空港まではタクシーに乗り、空港でチーズベーグルを食べて
機内で2回食事とおやつが出ました。席は後ろから二番目で
隣が空いてたので足が伸ばせて良かったです。

飛行機の発券を待ってるときにたまたまナシフが一人で
ふらっとやってきて、話を聞いてみたら3週間前に来て
ぶらぶら観光旅行していたらしいです。金持ちの学生って
ある意味最強ですよ。あとアミール・テネンバウムは「道を
踏み外してしまった」らしい。顔だけなら世界のマジック
プレイヤーの中でも1、2を争う美形だったのに……。

あと今まで書き忘れてたサンフランシスコ風物詩いくつか。

・ギラデリで「10ポンド板チョコ」を売っていた。4.5kg!
・街頭でエアブラシで即席の絵を描いて売るのが流行らしい。
・夜のフィッシャーマンズワーフで、綱渡りをしながら
 松明でジャグラーをする芸人が人だかりを集めていた。
・セブンイレブンの自動じゃないドアを開けて金をせびる
 物乞いなど、ホームレスがあちこちにたくさんいた。
・土日は気温が高かったので、芝生や浜辺に寝そべって
 赤く痛そうな日焼けをせっせとこしらえている白人が
 そこらじゅうにいた。
・スーパーで「負けた人がハーゲンダッツをおごる」という
 じゃんけんやったら私が負けたんだけど、そこに並んでる
 アイスはみんなサイズが子供用バケツくらいあって断念。
 その他何もかもが巨大で、あれだけ食えばあんな体格にも
 なるわと納得。それでせっせとジョギングとかするのなら
 もとから食生活を変えればいいんじゃないかと思う。

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